今回でPart4終了!
Part4最終回は卒業式の後から始まります。
ではでは行きましょ〜
⊂(‘ω’⊂ )))Σ≡GO!!
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摩浪side
卒業式が終わり全員が校門に集まっていた。部活ごとに集まってる人たちや、仲の良い人たちで話している光景が見えた。
侑「アランく〜ん!卒業せんで〜」
尾「子供やないんやから泣くな」ヨシヨシ
治「寂しいですもん!」
耳「あっちは大変そうやな(笑」
角「…はい」
耳「なんやお前も寂しいんか?」
角「ッ…はい」
耳「はいしか言うとらんやん(笑」ヨシヨシ
北「銀は泣かんの?」
赤「あいつらみたいに「寂しいです〜」て言うて泣きついてええんやで〜」
銀「我慢ッ、します」
赤「ボロボロ涙流しとるクセにー」
北「銀らしくてええやん」
珍しく先輩らが泣いててビックリ。すると赤木さんと目が合い、俺の方に小走りで来てくれた。
赤「摩浪は涙すら流しとらんやん」
摩『俺は簡単に泣きません』
赤「寂しくないん?」
摩『寂しいですよ。一緒にバレーが出来ないし、あんたが隣にいる時間が少ないし』
桜の木を見ていると、ふと春高決勝の時の事を思い出した。俺を導いてくれた先輩らに少しでも恩返し出来ればいいなと。
侑「摩浪!赤サン!写真撮るで!」
赤「おっ、ええな!」
いつの間にか俺の周りには侑さんたちが集まってた。顔には泣いたあとが残ってるけど、今はもう笑ってる。
摩「あ、そうだ。北さん、尾白さん、大耳さん、赤木さん。1年間ありがとうございました。これは俺からの感謝の気持ちです」
俺は4人に箱を渡す。
北「これは?」
摩『開けてみてください』
箱の中身は時計。(結構高そうなヤツね★)
耳「貰ってええの?」
摩『あはは。そのために用意しましたからね』
尾「大事に使うわ、ありがとうな」
嬉しそうな表情をしている北さん達を見ていると、赤木さんが抱きついてきた。なんか今までより、むっちゃ強い力で。
摩『ぐぇ~』
赤「あかん、泣きそう」
摩「泣け泣け〜(棒」
赤『棒やん!もっと気持ち込めろ!』
摩『あっはは笑』
この瞬間が本当に幸せと感じて。俺は笑った。尊敬できる大好きな先輩に囲まれて、話が出来る。ただそれだけの事だと思われるかもしれない。でも、それでも、
摩『幸せです』
写真を撮り終わった後、バレー部で集まり卒業生に最後の挨拶をする。
稲バレー部「ありがとうございました!!」
4人が背中を向けて歩いて言った直後、俺以外全員がまた泣き出した。涙脆い人たちのだな〜、全く。
摩『ほーら、顔上げて』
侑「でもッ、悲しいやん」
摩『悲しい時ほど上を見ましょう。それに俺たちは常に上を目指す』
『最強の挑戦者なんですから』
Part4🕊 𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸 💗
To Be Continued𓂃𓈒𓂂𓇬
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Part4を完読頂きありがとうございました。
Part5もお楽しみに((ヾ( ˙꒳˙ )フリフリ♡𓂃 𓈒𓏸໒꒱· ゚
コメント
1件
Part4お疲れ様でした〜!いや、まじで最高すぎる…!!!Part5も出してくださるなんてありがとうございます〜!!!!!まじで毎Part語彙力高いのに読みやすいし、面白くて好きすぎる…!!"(∩>ω<∩)"今日も今日とて好きすぎてニマニマしながら読んでました!最近肌寒くなってきたので 暖かくして、体調に気を付けて下さいね〜!Part5も楽しみに、気長に待ってます!!!!!!!!(`・ω・´)ゞ