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「(レモン)そらちゃん・・・いかないで・・・」
ハッ
あ、そうだ。すみれ姉に聞こう。
「お姉ちゃん!あのね昔のこと、覚えてる?」
「(すみれ)うん。覚えてるよ。」
「どんなんだった?」
「(すみれ)秘密〜☆」
「おはよ〜」
「(レモン)おはよう」
「っ・・・・?!」
「(レモン)大丈夫?!(小声)
「うん。大丈夫(小声)」
「(先生)実は今日言ってないけど、授業参観がありまーす」
「(クラス全員)えぇええええ」
でもそらは
「授業参観・・・。親・・・。っ・・・・!!」
バタン・・・
「(先生)え、天倉さん?!」
「(レモン)そらちゃん?!そういえば朝、顔色良くなかった・・・。しかも、授業参観って言葉を聞いたあと、さらに青くなってたのに・・・。どうして気づかなかったんだろう・・・。」
「(先生)天倉さんは気絶のようです。過呼吸になっています。過去になにか・・?それよりだれか保健室に・・・」
「(レモン)私が連れていきます」
「(先生)じゃあよろしく・・・」
パチッ
「あれ?どこ?監禁・・・ではないよね。あ、放課後・・・」
「(レモン)大丈夫?!」
「うん。大丈夫・・・。っ・・・!」
「(レモン)頭が痛いの?しかも過呼吸・・・。ねぇ、そらちゃん、過去に、なにかあった?」
「うん・・・。実は・・・・・」
「(レモン)監禁されてて、親から暴力を受けてた?!しかもお姉さんといっしょに捨てられた?!」
「うん。そうっぽいの。捨てられる前、公園へ逃げたことがあって。そのときにレモンちゃんとあったんだ・・・」
「(レモン)そりゃあ、記憶喪失になったり、私のこと忘れてたり、気絶してもおかしくないね・・・」
「多分話したから落ち着いたんだと思うけど、十分回復したから大丈夫」
「またあした。レモンちゃん。」
「あの先生。私の姉に電話してくれたらいいんですけど・・・」
「(すみれ)そらー!大丈夫?!急に記憶が戻ったって聞いたんだけど・・・」
「うん。大丈夫。気絶しただけ。あ、あと過呼吸とか、頭痛のあったかな」
「(すみれ)き、気絶?!過呼吸?!頭痛?!ほ、ほんとにだいじょうぶ?!」
「大丈夫だってば。落ち着いたし明日学校行けるよ。じゃあ帰ろ。お姉ちゃん」
「(すみれ)うん・・・」