真緒不在 まおりつ
凛月が瀬名に惚気るだけ 。 台詞のみ
微れおいず
「 ま~くんの元カノに感謝しなきゃ。 」
『 はぁ?いきなり何なの。 』
「 天才りっちゃんは考えました。今、俺とま~くんが順風満帆いちゃらぶ新婚生活をおくれてるのは今までま~くんを振ってきたか振られたかした女に感謝するべきではないのか、と 」
『 あほらしい 』
「 いやいや。俺の言ってることはあってるも~ん。セッちゃんも月ぴ~の元カノに感謝しなよ。 」
『 あいつに元カノなんているわけないでしょ?あいつは俺がはじめてなの。 』
「 知らないの?月ぴ~のこと狙ってる女タレントって大分いるんだよ。 」
『 でも、そいつら俺より綺麗じゃないし。そもそもれおくんにあうのなんてこの世界に俺しかいないし。 』
「 うぇ~~…惚気られた。 」
『 いつもの仕返し。で、なんでそんな考えに至ったの? 』
「 ……ま~くんの元カノらしき女との文通を見つけてしまったんだよ。これは深刻な問題だよ。りっちゃんの心は深く傷付いたの。 」
『 あほらしい。バカでしょ 』
「 バカだよね、ま~くんったら。 」
『 そっちじゃない。…はぁ、で? 』
「 だから一応燃やしてはおいたけど…一日中考えたの。手紙の内容とか意味とか…。 」
『 どんな内容だったわけ? 』
「 女からの方だけだったからわからないけど、要約すると…『真緒くんのことだいすき!でも幼馴染みの朔間くんばっかじゃなくて私のお世話もしてほしい!』 」
『 いや、衣更バカじゃないの。 』
「 ね?捨てずに取っておくとか… 」
『 いや、違くて。なんで彼女がいるのにくまくんのこと優先してるわけ? 』
「 ………………確かに。……てことはもうあのときにはま~くんは俺のことが……。っ~~~!ま~くん!会いに行かなきゃ♪ 」
『 ……きも。 』
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