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チーノ視点
ガタンっと勢いよくゾムさんが飛び出す。
レパ)あ、ちょ、まッ!
チノ)レパ、今はナカムさんの話聞こ…
ナカ)俺がゾムさんと同じ出身地ってことは覚えてますか?
きん)覚えてるよ。仲良かったの?その頃?
ナカ)1回ゾムさんを見たことがあったんです。その時、夜には月が綺麗に大きく見え、朝には1面に花が咲き、昼には蝶々が集まる場所
シャケ)あ、あの…..!
トン)我々国、からぴち国、ワイテ国、
運営国(赤髪国)の中心にある?
オス)確かに、皆毎日1回は絶対あの花畑に行くめぅ
ナカ)そうです。後、L国が1番“近かった”んです。俺はL国出身で、凄く平凡な暮らしをしていました。その花畑が好きで、よく行っていました。
兄)そこでゾムを見つけたの?
ナカ)虐められてるゾムさんを見たんです。俺は怖くてすぐに帰ろうとしたら、ゾムさんのお母さんがゾムさんを引っ張り混むように連れて行きました。
ナカ)見た目が、真っ黒なストレートな髪に、睨まれたら今にでも動けなくなりそうな、ブラックホールみたいな、ハイライトはその目に移さない、真っ黒な目だった…..
それから、もっともっと話してくれた。
ゾムさんからその時聞いた話だとか、その時でも、
って言ってた事も。
ゾム視点
ゾム)っ..え?な..
急にドアが倒れてきて、ドアに着いていたガラスが割れた。
破片が刺さり、痛かった…いや、痛みよりも何故、の疑問の方が大きかった。
たったったっと足音が響いてた
ロボ)ゾムッ
ゾム)あ…ー、はは..そういうことかよ…..
スマ)え?