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今回も神ってましたぁぁぁぁ!!!!! 美々華たんはただ本当に純粋な平和主義者なんです((??? あ、純粋では無いですすんません(は? にっちーvs美々華たん、、どうなっていくんだ、、、 次回もめっっっっさ楽しみいぃ!!!!!!!!
――ドンッ!!!
突如、吉田の背後で爆発音が響いた。振り返る間もなく、何かが猛スピードで突っ込んできた。
吉田:「チッ!」
反射的に身を低くした直後、彼の頭上を細い腕が音速で通過する。吉田はすぐさま後ろへ跳び、間合いを取った。
結那:「何、今の速さ……?」
瓦礫の上に着地した美々華は、ふわりとした笑顔を浮かべていた。しかし、その目は冷たく、まるで氷のよう。
美々華:「……ライアに何をしたのです?」
その声は甘いが、内に秘める怒りは尋常ではなかった。
吉田:「あ?テメェの彼氏なら、今は傀儡だぜ?」
挑発するように言いながらも、吉田は背中に汗を感じていた。ライアが「10倍強い」と評した彼女の本気が、すぐそこにある。
美々華:「……なるほど。つまり、あなたたちは平和を乱す者ということですね?」
その言葉を口にした瞬間、美々華の気配が完全に変わった。さっきまでの雰囲気は一瞬で消え、そこに立つのは冷酷な処刑者。
霧島:「ヤベェぞ、吉田!!」
叫ぶと同時に、霧島はポテチの袋を投げ捨て、即座に身構えた。しかし――
美々華:「遅いです。」
パァン!!!
霧島の視界が歪んだ。何かが彼の頬をかすめ、次の瞬間、背後の壁が粉々に砕ける。
結那:「……何?!」
結那は素早く炎を纏わせ、美々華に向かって火球を放つ。だが――
美々華:「そんなもので、うちを止められると思いましたか?」
美々華は微動だにせず、手を軽く振る。その瞬間、火球はまるで見えない壁にぶつかったかのように消滅した。
結那:「!? 何……!」
吉田:「マズい……コイツ、本当に化け物かよ……!」
――ヒュンッ!!!
一瞬のうちに美々華が吉田の目の前に現れた。彼女の手には、何もない。だが、その指先は鋭い刃物のように殺気を帯びていた。
美々華:「さようなら、平和を乱す者。」
彼女の指が吉田の喉を貫こうとした瞬間――
ガキィン!!!
日哉:「そこまでだ」
間一髪、日哉の刀が美々華の攻撃を防いだ。刃と指がぶつかり合った音が響き、周囲に衝撃波が走る。
美々華:「……あなたは?」
美々華は興味なさげに日哉を見つめる。
日哉:「吉田の弟、吉田日哉。ま、兄貴を殺したかったんだけどな……今は、それどころじゃなさそうだ。」
美々華:「ふーん……でも、あなたも平和を乱す者ですね?」
美々華は再び微笑む。
日哉:「だったら、かかってこいよ。」
次の瞬間、二人の間に殺気が炸裂する。
――美々華VS日哉。
戦場は、さらに狂気を増していく。