僕は、なんのためにいきてるの?
なんで、しあわせじゃないといけないの?
しあわせって何?
たのしいって何?
かなしいしいって何?
さみしいって何?
僕、そんなの
僕、中島敦は太宰治という自殺愛好家に拾われ、
現在武装探偵社に務めている18歳男である。
僕には1つ悩みがある。
それは……………………
「あーつしくーん!!!!」
「今日こそ泊まりに来ない!?!?」
「嫌です!!!」
「敦、行ってらっしゃい。」
「鏡花ちゃん!?」
そう、謎に太宰さんと鏡花ちゃんに
太宰さんの家へ泊まりにいけと言われるのだ。
もう面倒な為泊まりに行こうか。
うん、そうしよう。
「……分かりました。」
「本当かい!?じゃあ今日来てね!」
「行ってらっしゃい。」
「うん……」
よし、これでよかった。
「………………」
ぴーんぽーん!
「太宰さーん?」
がちゃっ
「敦君、いらっしゃい。」
「お邪魔しまーす…………?」
(今ベットに座っています。)
「……………………あの、太宰さん?」
「ああ、ごめんね。じゃあ、早速なんだけど……」
「なにか悩んでるでしょ。敦君。」
「………………へ?」
なんで、ばれたの??
いつも自殺を止めている僕が
生きる意味を見失ったなんて、
知られたくなかった。
また、迷惑かけたの??
やだ、捨てられる
……やだ?別に、いつもの事じゃないか。
ぐるぐると思考が駆け巡る。
「敦君。君は生きていてくれ。」
え?
「君には沢山の人を救う力がある。」
「そして何より……」
「私が、生きていて欲しいのだよ。」
なんで?
「なんで……」
「なんでって、私は君が好きだからかなぁ……?」
「すき……?」
すきって、なんだっけ?
「そう。だから、君が分からないこと、全て教えてあげたいのさ。」
ああ、なんでだろう。
「ね?いいだろう?」
ここは、
「ぁったか……ぃ…………」
「……ふふっwおやすみ。敦君。」
「……ぅん…………」
「おはよう。」
「おはよ……ございます…………」
なんで太宰さんが………………ぁ、
「今日はふたりとも休みだよ。」
「ゆっくり休もう?」
「……はい。」
「あ、昨日のこと、覚えているかい?」
ここで嘘をついても意味は無い……よな。
「はい。」
「昨日は周りくどかったからね。もう一度言うよ。」
「私を、敦君のいきるいみにしてください。」
本当に良いのだろうか。
でも、太宰はこういう所では嘘はつかない。
だから…………
「太宰さんさえ良ければ喜んでっ!!!」
「いきるいみ」 END
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