TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

家族の絆

一覧ページ

「家族の絆」のメインビジュアル

家族の絆

1 - 第1話

2022年05月31日

シェアするシェアする
報告する

僕の名前はゆうと。僕には兄弟がいる弟だ。弟の名前はゆうた。僕の名前と似ているでしょう?お母さんが「兄弟は名前が似てると兄弟だとすぐにわかるのよ」と言っていた。僕達は双子だ。随分顔は似てる。似ていないところは性格。性格は人それぞれなので双子だからといって同じな訳では無い。僕達はずっと仲が良かった……だけどある日ゆうたが行方不明になったそうだ。理由はよく分からないが、家出だと警察は仰っていた。僕はゆうたが好きだった、だけど急にいなくなって全部を失ったように見えた。お母さんはこういっていた

「多分ゆうたは家出なんかじゃない。下校中に何かあったのよ」

とお母さんは言ってくれた僕はこう答えた

「そうだね。でももうひとつ説がある。僕のせいで……僕が何か言ったのだろう。僕のせいでいなくなった説だ」

お母さんはこういっていた

「あなたのせいじゃないのよ*私のせいかも*しれないから」

僕はお母さんが悪いのと言われて悲しかった僕のせいかもしれなかったのにお母さんは僕じゃなくてお母さんに悲しみを押し付けてしまっていたのだろう……

翌朝ニュースを見たらこう言うことが流れていた

「今日朝崎優太さんが街中に出てきました。行方不明だった朝崎優太さんです」

これは奇跡だ。夢のようだったゆうたをずっと見ていると、そこには僕の家が見えていた……やっと帰ってきたそういうことに嬉しくて、飛び上がりたいくらいだ。僕の家にピンポンを押して優太の声で「朝崎優太ですお兄ちゃんお母さん開けて?」と言っていた

僕が扉を開けたら……そこには本物のゆうたがたっていた

「なんで急に居なくなったりしたんだよ」

「実は……下校中に不審者に捕まってね?僕はお兄ちゃんを想像して助けてくれる夢とかを見てたんだ……そんなある日お兄ちゃんが自分のせいだと言ってて……これは本当かな?」

「それは俺が言っていたことと同じだ」

僕はそれに驚いた。僕は今すぐゆうたに確認した。「本当に夢で見たのか!?近くで聞いてたとかそんな事じゃ……」

「本当に夢で見たんだよ」

「そうか」

ありえないことに驚いて、随分長話をしていた。そんなある日……今度は「ゆうと」がいなくなってしまったのだ

loading

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚