()→心の声 〈〉→七峰桜 「」→八尋寧々 []→花子くん {}→司くん 〔〕→源光
『』→赤根葵 《》→それ以外
桜 〈7番に6番と同じことをさせたくないのなら、あの子の依代だけは貴方が壊さなければ
だめよ〉 ※詳しくは19巻を
寧々(って七峰先輩は言ってたけど、、、いつかは壊す日がくるのよね、、)
私はいつも通りトイレ掃除をしていた。
前に七峰先輩に言われた事を思いだして少し寒気が私をまとった。
普 [ヤシロ?どしたの下向いて、]
寧々「な、なんでもないよ!」
普 [ほんとかなー?]
寧々「本当に!何でもないから‼︎汗汗」
花子くんに嘘付いちゃった、
普 [ふーん…]
寧々「今日はもうトイレ掃除終わったから帰るね!汗汗 バイバイ!汗」
普 [ばいばい!]
普 (…)
〜八尋家〜
寧々「ふぅー今日もトイレ掃除頑張ったー」
寧々「…」
花子くんに心配させちゃったかな、
ッ…私がもし司くんを壊したら花子くんはどんな顔するのかな、
きっと悲しむだろうな、、だって兄弟だもんね…
※花子くんの依代は司くんです。
〜次の日〜
葵 『寧々ちゃんおはよ❤︎』
寧々「…」
葵 『寧々ちゃん?』
寧々「ああ葵!おはよう!」
葵は私を心配そうに見つめていた、
葵 『寧々ちゃんが私を無視するなんて、悩み事とかない?いつでも聞くよ!』
寧々「な、ないよ!私は大丈夫!それより葵今日、日直じゃなかったけ?」
葵 『あ、忘れてた汗 ありがとう寧々ちゃん❤︎』
寧々「全然!」
寧々「…」
何か心がモヤモヤするような、、き、気のせいかな、、、
〜授業中〜
先生《じゃあ、八尋》
寧々「…」
先生《八尋、さん?》
寧々「あぁ、すみません、、、えと何ページでしたっけ、」
いけない、授業中もぼんやりしちゃった、
先生《120ページです》
寧々「あ、はい、~は~であり、~~~~」
葵 (寧々ちゃん、、、やっぱり何か悩んでるのかな、、)
〜放課後〜
普 [最近さーヤシロが悩み事かかえてるみたいで、話してくれないんだよねー]
光 〔…まぁ人によって話したくないことの一つや二つはあるだろ〕
ガラガラガラ(ドア開
寧々「ごめんね!汗 遅れちゃった汗」
光 〔あ、ああ!先輩!〕
普 [お、ヤシロもきたね、]
寧々「うん!じゃあ掃除しよ!」
光 〔はい(!)〕
光 (フキフキ 先輩が遅れるだなんて珍しい、本当に何か悩んでんのか(?)
寧々「光くん、そこの雑巾取ってくれない?」
光 〔あ、ヨイショ どうぞ〕
寧々「ありがとう、」
光 〔せ、先輩何か悩んでたら言ってくださいね!〕
寧々「光くんジワァ涙 い、今は大丈夫だよ!ありがとうね!」
光 〔はい!〕
花子くんと光くんとも居られるのもあと少し、、、か、
源先輩に恋していられるのもあとわずか。
寿命がもっと長ければな、、、
光 〔先輩?〕
寧々「あぁー‼︎ごめんちょっと考え事しちゃって、、!汗汗」
光 〔そ、そうなんすね、!〕
〜掃除終了〜
寧々「おわったー!!」
光 〔ピカピカっすね!〕
普 [てことで今日は解散!]
光 〔おう!じゃあ先輩また明日!〕
寧々「また明日!」
普 [え少年、俺は?]
光 〔花子もな!また明日!〕
普 [ばいばい少年!]
普 [ヤシロ大丈夫かな、、]
〜廊下〜
心が落ち着かない、、ちょっと図書室よってこうかな、
〜図書室〜
寧々「ピョン、ピョンッ 届かないぃ“ー」
私は頑張って本をとろうとしていた、
私の読みたい本は一番上の棚にあるから私の身長では難しい、
? 〈これ?〉
寧々「あ、そうです‼︎汗汗ありがとうございますって、」
上を見上げると、
寧々「七峰先輩⁉︎」
桜 〈そうよ、七峰桜〉
寧々「こ、今度は何企んでるの、、私ッ騙されないんだから!」
桜 〈7番の依代、壊せそう?〉
⁉︎… その言葉を聞いた瞬間私の目が少し、うるおった。
桜 〈まぁ難しいのはわかるわ、〉
寧々「ッ…」
桜 〈でも大丈夫よ、貴方が壊さないのなら7番が自分で壊すわ〉
自分で⁉︎司くんがスミレちゃんみたいになっちゃう、、
寧々「自分で、壊す、、」
桜 〈その時には貴方も一緒に居るかもしれないわね、〉
寧々「え、その時って、」
その時、?つまり——
桜 〈…〉
寧々「ねぇ、どういうことなの、ねぇ私見てるの?花子くんが司くんを、、」
私は見ているかもしれないらしい。花子くんが司くんを、
壊す時。
桜 〈居るかもしれないわね〉
寧々「どういうこと⁈教えて!って七峰先輩? どこいったの、、?〉
そこに残っていたのは七峰先輩の透き通るように輝く髪の毛が
数本落ちていた。
続く…
コメント
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寧々ちゃ〜ん!!😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭