コメント
4件
100にしといた!
書き方うま…
雪の降る日、私はキミを待っている。
何でも屋がある。そこは、困った人の依頼を解決するお店。今日はいつもと違った依頼者 依頼者の望みは…
女性の平均身長よりやや上であろうか、不思議な角を生やした女性が外に立っている。
彼女はヒサメだ。
今は12月24日、クリスマスイブだ。世間では大切な人と過ごす日、プレゼントを受け渡しする日という認識だろう。
彼女もまたそうだ。 ヒサメもクリスマスを大切な人と過ごしたいと思っている。
「はー 」
「寒い…」
「明日はクリスマスか、今年こそは、」
「おーい、ヒサー!」
ヒサメを呼ぶ声がし、彼女はドキッとする 「な、何?カゲ 」
彼女の仲間であるカゲチヨだ。
「いや、明日の予定の事聞いておこうと」 「あ、そっか」
(明日か、シディには悪いけど、パーティーまででいいから、カゲと過ごしたいな、2人で、
「何も予定はないよ」
「おーわかった。」
「んじゃ、シディに伝えとくな」
「うん」
2人の間に沈黙が落ちる 、ヒサメはカゲチヨをパーティー前までだけでも誘いたいのだ。
だがカゲチヨは気まずそうに、
寒いからか顔を少し赤らめて
「なぁ、ヒサ」
「ん?」
「明日はクリスマスパーティーの前だけでも2人で、その…どこか行かねーか?」
「え?」
想定外の言葉だった。まさかカゲチヨからそんなことを言って貰えるとは思っていなかったのだ。ヒサメはちょっと間を空けて
「その、わ、私も一緒に出かけたかったの!」
「…っ、///じゃあ何処行きたいんだ?」
「えっと、ライトアップ見に行きたい!です…///」
「おぉ、じゃあ、行くか」
「2人で、」
その言葉をずっと待っていた。カゲチヨから誘ってもらいたかったのだ。
こうして2人はライトアップを見に行く事になった。
次回へ