【続き】
必死に逃げた。ただ逃げないととしか思えなかった。無我夢中で走り続けた。少しばかり震えるちょっと怪我をしてる小さな足で。後ろを見るの怒り狂ってる表情の男と、気色の悪い笑みを浮かべる男達がこっちに走って来た。何も喋れなかった。軽い過呼吸になりながらも…足にこれまでの一生の分の力を足に込め、走り続けた。
「ハァ…ハ”ァ…逃げてやったで…ェ…」
なんとか森の奥へと逃げてきた。でも暗くてお腹が空いて、寒かった。あの男達から逃れただけマシだけど…。これはこれで苦しい…
もしかしてあの男達の言う通りにしてたら本当に人気が出て友羊も出来たかも知れない。だったら”捕まっていた方がよかった”かも知れない。
「…イヤだめや!!所詮人間!!見ただろわい!羊を虐✖してるのを!!」
我に返った。やっぱ自分の行動はただしかったと、少し誇りを持てた気がする。
「うぅ…でも寒い…腹も減ってるし…干からび羊になっちまぅ…」
…なぜか一部の毛のところ丸く、明るく照らされてる。
「ハ!?毛が明るく!?!?」
『おーい!!!!!誰かいるのか!
救急車ァァァァァァァァァ!!』
『ばっか!!うっさいわね!刺すわよ!!』
『ひぇ…怖i…!?羊…!?』
「ァ”ァ”ァ”!?!?わいはまずいですますですまつ!!?!?」
『え…この羊喋る…!?』
『ほぅ…じゃあちょっと家に来てもらうぜニチャニチャ』
「ヒエッ…」
『ニヤつくな気持ち悪い』
『ヒドイ……』
…この人間達ならーー
*―――――――――――――――――*
🐏💛「よし…これで投稿完了やで!!」
🐏💛付「アベルのパソコン勝手に使ってわいの昔のことをいい感じにYouTubeで投稿…っとやで!!」
🐈⬛💚「おーいメメ!アベルが買い物行くから一緒について来いだって〜」
⚡❤️「そうだぞ〜お前の大好きな焼き肉店へと…ニチャァ」
🐏💛「おいてメェ~このアホ毛ふざけんなやで!?」
⚡❤️「なんだこのラム肉!?」
🐈⬛💚「うるせぇ黙れ」
🐏💛⚡❤️「ヒエッ…」
会話をしながら玄関のドアを少しずつ開けると太陽の光が眩しく、差し込んでくる。
END.
コメント
2件
完結おめでとうございます! やっぱり主さん天才ですねぇ… どうやったらこんな神作を作れるの ですか…!?おかげで少しこの 元の物語(?)に少し興味を持ち、 最近見ています!色々とありがとう!
感動。愛してるわ