______任務に失敗した日から、ニコラーシャが可笑しく成った
最初は不可解な発言だけだったが、遂には怪文書を書き始め挙げ句の果てには私の事をヒョードルと思い込む様になった
「だいすきだよ、ヒョードルくん」
「……………」
あやふやで回らない呂律が奴の名前を呼ぶ時だけまるで以前に戻ったかの様にはっきりするのが嫌いだ、
何でだよ、
如何して恋人の私は忘れて彼奴だけ求めるんだよ、
私は彼奴の代わりだったのか………
「君と一緒に居たら何もかも幸せだよ」
………そんなに、ヒョードルが好きならヒョードルの元に行けば良いじゃ無いか、
恋人として、こんな状態でも支えないと、でも此奴は私を愛して居ない。どれだけ私が愛そうと唯の道具に過ぎない………もう、無理なんだ、
「………………ニコラーシャ…すまない、もう、限界なんだ……ごめんな、ごめんな、……」
彼を抱き締めようともその視線の先はどうせ、彼奴なんだろう?
もやもやした気分の儘病室を出ると其処にはヒョードルが居た
「此の後に及んで何の様だ」
すると、何時もの狂い切った歪んだ笑みを浮かべ隠し持って居たナイフで私を刺した
「莫迦な事にまんまと掛かってくれてありがとうございます。
では、彼は戴きますよ」
どう……言う事…だ、そ、………んな…の、…ゆ…さ……ない、
「ごめん、な、」
last→♡68
コメント
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ドドドドドス君??生きてたの? シグマ君大丈夫?ゴゴちゃんも この後どうなるのかぁぁぁ!?!? もう好き!!!!!!!!!!!!