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「付き合ってたわけじゃない。僕の片想いだ」「そんなわけないでしょ。ウンソギヒョンの態度見たらわかるってば」
「どこが。みんなと変わらない」
「そう思ってるのヒョンだけでしょ。ほかのみんなには割とフラットな対応なのに、ウォンビニヒョンにだけ優しいんだから」
みんなの前ではふつうに接してたつもりだ。ウンソクはなおさらだろう。アントンは何も気にしていないように見えて意外とよく見ている。
「付き合ってないなら遠慮する必要もないでしょ」
いきなりほおにキスされた。海外暮らしを経験しているアントンからすれば、あいさつ程度でも僕にとっては意味のある行為だ。
この程度で本気だとは思えない。僕を驚かせたいだけなのかもしれない。何も言えない僕に、アントンは悪い笑顔を見せる。
「遠慮する必要ないとか言って遠慮しちゃった。ダメだな僕」
言いながらいつもの無邪気な笑い方。恥ずかしそうな顔してるのがマンネらしくて可愛い。
気の合う友達、メンバー、弟、ただそれだけでよかったはずなのに。
「いいよね? ヒョン」
ウンソクの笑顔が頭に浮かんだ。今隣にいるのがウンソクだったら、僕はもっと緊張していたのかもしれない。