まあ楽しい!短編集って素晴らしい!!
作業をし、歌を撮っては作業をし、の繰り返しをしていたからか時間を忘れてしまい、Akはいつもより遅く帰宅した。
時計を見ると、もう深夜を過ぎている。
「Mzち、起きてるかな…?」
静かにドアを開けると、暗い部屋の中で小さな灯りがともっていた。
ベッドの上には、Akのシャツをゆるく羽織ったMzが座っていた。
「Ak……」
かすれた声が聞こえた瞬間、Akの胸がギュッと締めつけられる。
「Mzち、起きてたの、…ごめんね、帰るの遅くなって。」
Akが近づくと、Mzは少しだけ顔を背け、膝を抱え込むようにして唇をかんだ。
シャツの襟元は少し開いていて、華奢な鎖骨がちらりとのぞく。
「…寂しかった。」
Mzの声は、小さく震えていた。
いつも強がっているMzが、こんな風に素直に甘えるなんて本当に珍しい。
「Akがいないと、なんか…落ち着かなくて。」
シャツの襟をぎゅっと握りしめながら、MzはじっとAkを見つめた。
その瞳には、いつものツンとした強気な雰囲気はなく、ただひたすらに“愛してほしい”と訴えていた。
「……Ak、。」
Mzが立ち上がり、ふらりと近づく。
「どしたの…?」
Akが言い終わる前に、Mzの腕が彼の首にまわされた。
「ん…っ」
不意打ちのキス。
少し強引で、でもどこか必死なそのキスに、Akの心臓が一気に跳ね上がる。
「寂しかったんだから…。」
Mzの唇が、耳元で震えた。
「もぉ、可愛いね…。じゃあ、あとで甘やかしてあげるからちょっと待ってて?」
Akが優しく髪を撫でると、Mzはくすぐったそうに目を伏せる。
「じゃあ……今、甘えさせてよ。」
そう言ったMzの瞳は、どこか挑発的で、それでいて切なげだった。
そのまま、AkがMzをベッドに押し倒す。
「お、おい、Akっ、…」
「Mzちか悪いんだよ?煽ってくるから…。」
Akの首筋に、そっと唇が触れる。
「今日は…俺のこと、たくさん可愛がって。」
あっきぃの理性が、ゆっくりと溶かされていくーー。
わぁい✨
コメント
2件
最高すぎます( ´ཫ` )👍