なんか、ほんまにしんどなってきた、、。頭痛ぃ。教師がペラペラ話しとるけど、全然内容入ってこーへん。
流石に、ずっとこれなんは無理やわ。保健室行こ。
sha「…先生、しんどいんでちょっと保健室行ってきて良いすか?」
教師「ん?ぁあ、良いぞ行ってこい。1人で大丈夫か?」
sha「大丈夫で、、」
俺保健室の場所知らねー。
sha「、誰かに付き添ってもらいたい…です」
教師「分かった。じゃーぁ、ゾム。悪いけど付いてってくれないか?」
ゾムどいつ。
zm「ぇ゛、、」
、、お前かよ。俺やっとお前の名前知ったわ。口悪フードって呼び名結構気に入っとったんやけどな。てかさ、毎回思うけどあからさまに嫌な顔するなよ、意外と傷付くんやで。俺繊細やから。
ん?前はメンタル強いって言っとったやんって?ほら、俺気分屋やから。
zm「、はぁい…行げはええんですよね、行けば、、」
行ってくれんねんな。ボーッてしながら口悪フード、じゃなくてゾムを見ているとすぐにこっちに寄ってくる。
zm「、はよ行くで…」
sha「ぁ、おん、、」
フードの奥から見えた目は、確実に不機嫌であった。
〿〿〿
zm「、、……」
sha「……、………」
気まず。無言気まず。せめてなんか話そーや。
sha「ぁ、あのさ!」
zm「なァ、」
sha「!、ん、…何?」
被ってもうた、。でも、向こうから話してくれようとしたんは、嬉しい、かも。
zm「……昼休みの、俺らが生徒会かどうか聞いたんッて、ガチなん?」
前言撤回。やっぱ全然嬉しない。態々掘り返してくんなしや。
sha「ァーッとな、、」
sha「ぃや、冗談…やで?流石にw」
誤魔化せた?大分目泳いだ気ィするけど、誤魔化せたかか?
zm「ぃや、、嘘やろ」
ですよねぇ。
zm「んなしょーもない嘘で誤魔化してくんな゛、」
はい、すんません。俺は何も言い返せなくてただ眉を下げて歩いていた。
zm「で、?なんなん。生徒会知らんかったん?」
sha「そぉいう訳では…、」
zm「まぁ、流石に知っとるやろなァ」
zm「今までずっと俺らにしつこく関わろうとしてきてたんやで、」
sha「ぁはは〜、、w……ッて、、ゑ?」
俺が生徒会?に関わろうとしとった?そんな覚え無いし…多分、本来の俺の事なんやろけど、、。
確か、ロボロもそんなん言うとったな、後金髪も。俺がアイツらを付け回しとるって。いや、なんで?
生徒会に憧れて、とか?まあカッコええのは事実やで分からんくも無いけど、それだけでアイツら俺の事あからさまに嫌がらんやろし。
sha「ぁの、、なんで俺ッてお前らに付き纏っとったん?」
zm「は、??」
zm「ぇ、、なんで本人のお前が俺に聞いてくんねん、」
明らかに動揺してる素振りを見せるゾム。まあ、普通の反応なんやけどね。しくったわ、、。
sha「ぃゃ、、まあ、おん。悪かったな」
sha「これからは極力近付かんようにするで、許してや、!w」
zm「ぇあ、ぉ…おん、、?」
なんとか勢いで振り切れた。セーフ。取り敢えず、なんで俺が生徒会の奴らに嫌われとんかは、あんま分からんかったけど、これから関わらへんかったらええだけやな。任せろ。ついでにクラスの奴らとか他学年の奴らとか、友達いっぱい作ったるわ!
ぁ、やべ。頭使い過ぎたんと変に元気良ォ喋ってしもたんで余計しんどくなってきた。
sha「ん゛、、ぅ゛……」
zm「!、ぇ…だ、大丈夫…?か?」
sha「平気、、ッ、…」
zm「ぁ、…あとちょっとやで、、辛抱しぃや」
sha「ぅぇえ、ッ!?」
なん、は、え?俺なんでこいつに姫抱きされてんねん。普通に恥ずいわ、やめろ!俺にもプライドあんねん。
sha「ちょ、なんで姫抱き…!?」
zm「うるせぇッ、黙って運ばれとけ」
sha「んな乱暴な…ッ、」
〿〿〿
sha「ッはぁ、、はぁ…、ッ!」
zm「なんでお前が疲れとんねん、」
sha「いや、ッ…お前、、早過ぎてこっちも疲れるんやって…゛」
肩で息をしながら呼吸を整える。運んでもらったのは正直助かったが、早過ぎて謎に息切れする。若干頭痛がマシになった、かもしれない。
sha「ふゥ、、まあ助かったわ…」
sha「あんがとな、」
zm「ん、……」
zm「保健室の教師今居らんけど、1人で大丈夫なん?」
今この保健室には俺とゾムしか居ない。どうやら教師は部屋を開けているらしい。
sha「大丈夫大丈夫……、お前は戻ってええよ、」
zm「…ほな、」
軽く手を挙げられたので、ヒラ、と手を振り返しておく。扉の閉まる音を聞けば、1番奥のベッドに横たわる。
、ぁ゛ー…、しんど。
数十分は経っただろうか。一向に寝れる気配がしない。なんでやねん。しんどくて逆に寝れへんみたいな?取り敢えず目を瞑って自身の浅い呼吸に耳を済ます。
すると、向こうの方から微かに、扉の開く音がした。
??「せんせぇー、怪我したんすけど…、、ッて、居らんのか、」
コメント
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続きがめちゃくちゃ気になり過ぎる
続き待ってます!