sha「……、、ほぃッ!終わったで〜」
最後に包帯をキュッ、と縛っては足を軽く叩く。
sha「ちゃんと出来とる?w」
syp「、多分大丈夫ッす……、ありがとう、ございます、、」
控えめに頭を下げたショッピに俺は「ええよええよ!」と笑いかける。
sha「ショッピまだここ居るん?、言うてもうそろ下校時間やろ」
syp「ァぁ、、もうちょっとしたら生徒会室行くんで、それまでここに居ます」
そう言ったショッピはベッドに腰を掛け続ける。
syp「てか、シャオさんこそ体調悪いからここで寝てたんすよね?…大丈夫ですか、?」
ぁ、せや。俺しんどいからここ来たんやった。でもなんか今はあんま痛ないしなァ、
sha「平気やで、なんか調子良ぉなったわw」
syp「そッスか、、。じゃぁ、あの……戻る、んです?」
顔を背けながら問うてくるショッピはなぜかほんのり耳が赤い、気がする。
sha「ん〜、?ぃゃ…、サボりたいで俺もここ居る!w」
ヒヒッ、て笑えばショッピの横に腰掛ける。ベッドの上なのにどっちも並んで座っとるとか。寝ろよって話やけど、w
syp「…ッ!ふーん、、」
sha「なんや嬉しいんか?嬉しいんか?w」
syp「そんなニマニマせんとってくださいよ、近いし…ッ、!」
顔を近付けて煽ってみれば見事に押し返される。やっぱ俺細身なだけあって力弱いわ、。
sha「ごめんて、w!ほな、ショッピが生徒会室行くまで一緒に話し、と、、こ……?」
あれ、なんか俺大事なこと聴き逃してへん?なんやっけ。確か、ショッピは放課後生徒会室行くまで保健室に居るて、、。生徒会室!?あれそうや!さっきもなんや、「俺たち生徒会メンバーにほにゃらら」みたいな事言うてたわ!なんで気付かんかったんやろ。
唖然と口をポカン、としている間にもショッピは「、しょーがないッすね…w」と俺の誘いに対してなんの疑問も持たず嬉しそうにしている。バレバレやわ、可愛いなこんにゃろ。
あや、それどころやなくて。
sha「、ぁの〜……、ショッピって、生徒会、、ですよね、?」
これまでの経験を活かして、俺は「知っとるけど、確認みたいな?」っていう体を装って聞いてみた。
syp「は?ぇ…、、まァ、そうですけど…」
sha「ゃ、やんな〜!wんや、折角仲良ォなったし、一応?確認しとこかな?ていう!」
心の中でホッ、と一息付けば、己の賢さを称える。流石俺、なんの違和感もなく生徒会か聞き出せるとか、やっぱ天才かも。
、ぁ…ショッピが生徒会なら、関わっとったらロボロやらゾムやらになんか言われそう、。ま、ショッピと話すんは俺の自由やしな!ショッピに拒否られん限り、俺は初めて出来た話し相手離さへんで!!
と、呑気に考えているとショッピが口を開いた。
syp「俺たち、仲良いんですか…?」
sha「…、、ぇ?ぁれ、仲ええやんな!?俺が一人でそう思とるだけ、?」
ショック、、と顔を足に埋める。悲しいし恥ずいしでタヒにそ。
syp「ちょ、ちゃいますよ!…その、俺も仲良くなれてたらええと思てたんで、、その、嬉しいです…?、」
sha「!ふぁ、…おま、ショッピ、、可愛ええなァ〜!!!」
勢いに任せてギューッと抱きつけばショッピは苦しそうに「シャオさん…、ッ!」と声を出す。少し力を弱めてやれば、今度は俺が口を開く。
sha「ありがとぉな、ショッピ!w」
〿〿〿
数十分が経ったころ、チャイムが鳴った。最後の授業が終わったのだろう。ちなみに、俺はそれまでショッピとずっとしょーもない事を話してた。男子高生っぽいソッチ系の話も一応。
sha「ぉ、放課後か…。ショッピは生徒会室行くんやんな?」
syp「まぁ、はい。」
sha「ほな、俺は帰ろかな…ッ!」
グッ、と体を伸ばせば俺は一人立ち上がる。
sha「んじゃ、またなァ!ショッピ!」
軽く手を振ればショッピも応じてくれる。
syp「気ィ付けてー、…」
最後にショッピの声を聞き、俺は保健室のドアを閉める。
はぁ、荷物取りに行かなあかん…、面倒くさ。場所、分かるかな。来る時ゾムが通ってた道覚えとるかどうか、、。頑張るか。
sha「着いた、、。ぇ俺凄、…」
教室までは、思いの外すぐに着いた。俺の記憶力エグいな。自画自賛しながらも荷物の準備をする。時間的にも、教室には俺以外誰も居なかった。ラッキー。
準備ができ、鞄を手に持つと俺は一目散に校門へ向かった。疲れたで、一旦はよ帰りたい!そういう思いで。
よし、校門まではなんなく付けた。問題は下校だ。道。今度こそは地図アプリをちゃんと使いこなす。行きは若干迷ってロボロに頼ることになったけど!帰りこそは!
と、スマホを手に持って俺は足を進める。真っ直ぐ行って、、右曲がったら、次を右…。
〿〿〿
母「おかえり〜、」
sha「ぁ、ただいま…ー!」
ちゃんと、着けた。途中で何度か迷ったことを省けば、なんの問題もなく着けた。ほんま、俺流石過ぎて、辛い。
先程の「おかえり」は恐らく、俺のお母さんだろう。あいさつは返しといて良かった、よな?反抗期やったとか無いやんな?
母「ご飯出来たら呼ぶし、それまで部屋でゆっくりしといてええからね〜」
緩く言葉を掛けてくる所を見るに、俺の対応は大丈夫そうだ。
sha「ん、はぁい」
返事して俺は2階に駆け上がる。
扉をバンッと強く開ければ、そのままベッドにダイブする。
sha「、つッッかれた〜、…、」
濃い一日過ぎやろ、、…。
コメント
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見てると前のシャオロンさんどうしてるのか気になる このシリーズめっちゃ好きっすこれからもワクワクしながら応援してます
sypくんとshaが仲良くなって嬉しいです🥹💗💗 今回も最高すぎました🙌🏻︎💕続き待ってますっ
初コメです !!!! ショッピくんと仲良くなったの最高すぎる ✨