数日が経ち、
最近は学校にも行けてない日が多かった
携帯を見れば、
○○│どよあばっか…っ、ㅎ
どよあのLINEが毎日のように送られていた。
その内容は
一文一文 包み込まれそうな
優しい文や単語ばかりだった。
○○│そろそろ呆れちゃうよ、どよあっ。ㅎ
私じゃなくて、彼女を優先して欲しい。
もう優先してるけどさ。ㅎ
そんなバカげた事を思いながら、
学校へ行く気も無いから。また布団に入り
瞼を閉じ、夢の中へと落ちていった。
ピーンポーン
瞼を開けて、少し見慣れた光景を見て、
携帯を開いたら
もう夕方の16時を過ぎようとしていた。
ピーンポーン
少しストレスが溜まるこのインターホン音
私は布団から出て玄関へと行き ドアアイ を覗く
○○│なんでっ。
そこにいたのは、よしくんと、、
○○│どよあ…っ、、、
1番会いたくなかった人だけど、
よしくんがいるから、仕方なく玄関を開けた。
そしたらよしくんが聞き慣れた声で
よし│もぉ~おるなら言ってや、!!笑
そう言って何も言わず靴を脱ぎズカズカと
家の中に入っていった。
そして、私の前に立っているのは、
○○│…入れば、っ?どよあ、。
忘れたいと思ってるけど、
何故か忘れられない。
○○│はらたつ。ㅎ(小声)
そう呟き、私はよしくんの方へ向かう。
そして、私の背中を追うようにどよあが着いてくる。
よし│ここの家何も無いやんけ笑
そう言って人の家に文句を言ってくる。
何も無いリビングで3人向かい合っている状態
どよん│体調は?大丈夫なの…?
そう言って心配そうな目で私に言ってくる。
○○│うん、大丈夫だよ
そうどよあに返し、
私は逃げるようにトイレへと行った。
ガチャ
○○│ほんとむかつく。ㅎ
呆れたような声でそう吐く私
会いたくなかったし、触れてほしくもなかった
決して体調不良でも、
彼女がいるのに、、
そう結び付けてしまう私も、
○○│むかつくは…ッ泣
何かわからない涙に襲われる私。
何考えてんだろう。私
そう思いながらも、トイレを出て
リビングへ戻ると、
よし│あ、どよあ帰ったでー
おつまみを食べながらそう言って
お酒を飲むよしくん。
○○│何しに来たの
私がそう言うと、
よしくんは驚いた表情で私を見た。
よし│○○メール見た!?
そう言ってメールを見ろと言わんばかりに
携帯を指さすよしくん
私は携帯を手に取り
よしくんからのメッセージを見ると、
「今日から韓国で仕事やねーん😊
だから、○○の家行くな!!」
元気いっぱいなメッセージが来ていた。
寝ている間に、
どよあとよしくんのメッセージでうまっている
私の携帯。
よし│あ、これどよあから
そう言って渡してきたのは、
ゼリーやヨーグルト、
そして、お水2本が入っていた。
やっぱり私にはどよあは勿体なかったんだって
実感できた今日だった、
そう思いながら。
今日はよしくんと
夜まで飲んで、全て忘れようと思って。
お酒をグイグイと呑んでいった。
重い瞼を開けた途端に、
吐き気が襲ってきて、急いでトイレへと
駆け込んだ。
そう思えば、
いつの間にか私は布団の中にいて、
周りを見ればよしくんの姿もなかった。
まさか、と思いメッセージを見ると
「酔いつぶれて布団へ運んだからまたなんか御礼待ってますよ😊冷蔵庫に酔い覚めのやつ冷やしてあるからそれ飲んでなまた来るわー👍🏻」
いつも通りの絵文字からいつも通りの文章だった
『昨日はごめんねありがとう』
『スタンプ』
絵文字もない、温かみも感じない
メッセージを送って。私は携帯を閉じて
いつも通りに過ごして、
少しだけ夜更かしをして、眠りについた。
こんな一日も悪くないかもね。
・金本 芳典 (Kanemoto Yoshinori)
・age 22 才 (会社員)
・留学先で知り合った。どよあとも仲がいい
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