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shk.kr
左右無し(shkさんが右に見えなくもない。)
※ご本人様方とは何の関係もありません
俺はシャケがすき
1年くらい前からずっと…
彼とはもちろん付き合いたいけれど、告白する勇気なんてさらさらなかった。
…だってこの関係が壊れるのが怖いから…
今の親友という立場を失うくらいなら今のままでいい。
最初はそう思ってたはずなのに…
sh「よー!きりやんおはよ!」
と、肩に腕を回してきたり…
sh「きりやんなんか元気なくね?」
と、俺の顔を覗き込んできたり…
sh「ちょ、やばいしぬしぬしぬ」
「きりやん!!助けろ助けろ助けろ!!」
と、他の人もいるのに真っ先に俺の名前を呼んだり…
極めつけは…
sh「やっぱきりやんといるのが1番楽しいわ笑」
…勘違いするからやめて欲しい。
今まで彼はそこまで俺にべったりではなかった。
俺よりきんときの方が仲が良かったんだ。
なのに…
最近、彼の口からよく俺の名前が出る。
今まで以上に沢山。
それに距離も近くなった気がする。
これ以上彼を好きになりたくはないのに…
俺は彼と少し距離を置こうと決めた。
きっと、距離が近くなりすぎた。
また前のような距離感に戻れば親友という立場で満足いくようになるかもしれない。
…彼と離れ離れになるくらいならこのままがいい…。
sh「きりやんおはよ」
「あ、おはよ」
彼は肩と肩がぶつかるくらいの距離まで詰めてきた
俺は少し右にずれ、彼から離れた。
sh「…きり…」
「…そういえばさ!昨日Nakamuがさ〜笑」
…大丈夫。
きっとこうしていれば俺の気持ちも少しは落ち着くだろうし、彼もすぐ慣れはするだろう。
そう思っていた
「シャークんおはよー」
sh「…はよ」
挨拶をすれば、彼はすぐ教室へ向かってしまう
…今まではそんなこと無かったのに…
距離が近くなりすぎる前でさえ、下駄箱で会えば一緒に教室に行っていたのに…
俺が避けていたから彼はこういう行動にでたんだろうか。
嫌われたと思っているんだろうか。
…そんなことないのに…
それから彼とはギクシャクし始めて、更には全く話さなくなってしまった。
br「…最近きりやんとシャークん話してなくない?」
「…そう?」
「別に普通じゃない?」
br「いや、めっちゃ距離近かったじゃん」
「僕らであの2人付き合ってんじゃないの!?とか話してたくらいには近かったよ」
「そんなこと言ってたのかよ笑」
…まあ傍から見たらそう見えるくらいには近かった。
br「…喧嘩でもした?」
「いーや…?」
br「…もー、」
…だって理由を話せば、俺が彼をそういう意味で好きだとバレてしまう…。
彼だけではなく、他の人にも嫌われてしまったり引かれてしまったりするのが怖い…
絶対誰にも話せない。