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今日もいつも通り、兄貴の行方を探す日々
「っ、、くそ‼︎ 何で、、、何でいねぇんだよ」
陽太兄が、床を叩きながら悔しそうに叫んだ
「駄目、こっちも何も無さそう」
どれだけ探しても探しても晴太兄の名前はあるはずもなく、お手上げ状態
ただ、一つだけわかる こんなのはおかしいって祟り?何かの風習?が関係しているのだろうか
「なぁ、空太 此処、何かの風習か祟りの話聞いたことねぇか?」
「陽太兄も同じこと考えてたんだね、詳しくは分からないけど”それ”に
巻き込まれた可能性はある」
だけど、一つ気づいた、、、これだけ”それ”を隠したがるのは真実を知るためには何か危険を伴う
身体的な怪我は勿論、家族崩壊、或いは精神崩壊
だけど此処らみたいな田舎には風習や祟りを信じた村人たちが生き贄を捧げるなんて話よくある
ただ、そんな話此処の村で聞いたことない 晴太兄が生きてる間も何も不審な点はなかった
本当に、、不審な点は無かったのだろうか、、
「ねぇ陽太兄、晴太兄が生まれてから変わった事ととか居なくなる日の前後とか」
「変わった事、、?」
明らかな違和感を感じた、、今はまだ正体が分からないこの違和感