※完全にオリジナルです。
キャラとかはパクりではありません。
ただ小説書きたかったから此処に書きました。
暇つぶしに見てください。
BLではありません
パクらないで下さい
何時からだろう…皆が変化し始めたのは…
自分は何もしていない、…ただ
「中性性別なだけ」
自分の名前は、儚見優衣(はかなみ ゆい)
今、一番悩んでるのは性別の問題事情、多々ある。
自分は、普通の人間よりも男女の認識が低い。それに母や父に暴力を振るわれている。
でも、一番の救いが兄だった。
兄も母や父から暴力を受けている。けれど兄は自分には優しい。
母にはされなかったゲーム、父にはされなかった肩車____
色々遊んでくれた。
遊んでくれた頃から兄が好きになった。
恋愛的にでは無い。単なる「好き」にだ。
今日は、初めての高校。
兄も歓迎してくれていて行く気になった。
母と父とはもうとっくに離れて暮らしている。
兄の名前は儚見 柚希(はかなみ ゆずき)
兄は学校まで送り迎えをしてくれた。
「柚希」楽しんで行けよ
「優衣」うん。ありがとう
初めての高校。初めての教室。初めての____…
期待はしたらいけないな。
他人との友人関係は脆く、儚く、澱んだ。人間関係なのだ。
そして、席に座ると誰かが話しかけてくれた。
聞いてみると、その人の名前は、黒羽 咲愛(くろはね さくら)
らしい。
一応その人も性別関係で悩んで居るらしい…
…やっぱり期待はしないな。
人間は簡単に裏切る。そして、憎しみ合い、苦しみ合う。
残酷な話だ。
そんな残酷さが目の前に居ることがもっと怖い。
本題に戻る。咲愛は元々男だったらしい。
それが、親に性別を変えられた。そして、それが嫌になって中学時代は不登校を繰り返していたとか。
見た目は、黒髪のショートにこの学校の制服の長脚(ズボン)目の色深海に潜むかの様な綺麗な瞳だった。
「咲愛」良かったら友達になる?
「優衣」うん…良いよ。
こんな反応で良いだろうか。嫌われていないだろうか。
こんな不安ばかりになったのは此処最近の話だ。
自分は元から身体付きが弱く。喘息、過呼吸、頭痛…等だ。
この事は兄にしか話していない。
兄は一番信頼のできる唯一の人間。
この人も何時かは_____話せるだろうか。
咲愛視点
初めて友達が出来た。
見た目は、藍色のショート。そして後ろにハーフアップ?をしている。
目の色は、憎しみと怒りが混ざり合っている澱んだ黒。手にはペンダントを持っている。相当大事な物だろう。
こんな人と友達になることは到底思いもしなかった。
でも、この人なら分かってくれるかも知れないと自分の事情を尽く全部吐き捨てた。
そうしたら、優衣という人にも分かって貰えた。
不登校で何も出来ない。性別を変えられた僕に____
正直裏切られるのでは、と不安をしていた。何故なら怖いからだ。
しかし、優衣は自分を分かってくれ、更に友達として接してくれた。
この人は裏切ることは無いだろう。
そう思っていた。
思っていたのだ。
ある日、先生が優衣に向かってこう言っていたのだ。
「兄の柚希が交通事故で意識不明の状態らしいです…」
これには僕も驚いた。
その言葉を先生が言い放った瞬間。
優衣は絶望の目をしたかのように走って行った。
僕も大事な友達の跡を追った。
でも、もう_______
手遅れだった
コメント
6件
性別とかで悩む人って一定おるよね... ...大事な人は幸せである事が1番.. 2人とも無事な事を願うよ…
色々とキャラ設定やらド性癖◯ぬッ... 優衣ちゃんのお兄さん...手遅れって ど〜いうことだろ...