·ご本人様とは何の関係もありません。本人様達の目に届くような行為は辞めてください。
·地雷の方は見ないことを強く推奨します
「な〜jpさん行こうぜ?」
「絶対に断る!!」
「なーんでだよぉ〜」
俺がjpさんにポロッと零した告白以降俺はjpさんに猛アタックをしている。事あるごとに買い物やご飯に誘うのだがjpさんは断固拒否の姿勢を崩してはくれない。それでも頑なにご飯に誘い続けてたある日、jpさんが少し困った顔をしながら編集していたので後ろから驚かすつもりでこっそり近付くが、編集に集中しすぎているあまり全く俺が近寄っていることに気が付いて居なかった。
「jpさーん!」
「うわっ、ur!?」
後ろからわっと驚かすと、面白いくらいにびっくりしてくれて思わず可愛いなと溢したくなった。それを隠すようにくすくすと笑いながらこっそりjpさんの肩に手を置いて話を続けた。
「どしたん?」
「え?あー…」
「いや、編集してたんだけど別の仕事入ったからどうしようかなーって…」
jpさんの話によると、どうやら今日中に終わらせなきゃいけない仕事があるのだが残念ながら急遽別の仕事が入ってしまったのでどうしようかと悩んでいるらしい。
「…ならさ、その編集俺がやろうか?」
「え?あー、有り難いけどurの負担が…」
「大丈夫大丈夫、そのかわり俺の言うこと1個聞いてよ」
「え”…まぁ、いいよ」
こっこりガッツポーズをしてjpさんのやっていた編集を変わりに受け持ち、jpさんはjpさんでやるべき仕事を問題なくこなすことができた、めでたしめでたし。
「で終わればいいじゃん!!」
「嫌に決まってるだろ!!」
その時の約束をなかったことにしようとするjpさんと意地でも覚えてる俺の戦争が勃発している。俺からの提案は一緒に買い物に行くことだった。ソファーでからぴちのクッションを握りしめてキャンキャン吠える姿も可愛いがそれでもやっぱりなかったことにされるのは俺の苦労が報われない、ここは絶対折れるわけには行かない。
「あーあ、俺折角頑張ったのにな〜」
「う”っ、」
「俺悲しくて泣いちゃうな〜」
「あー、分かった分かった!行く、行くから!」
「よっしゃ!」
結局折れたのはjpさんで、次の休日に2人で買い物に行くことが決まった。もちろん俺は楽しみすぎてその間ずっと浮かれていた。メンバーからなんかあった?と言われてしまうくらいにはテンション上がっていた。
「ごほ、っ…っぅ、」
「はしゃぎまくるから…」
ずーっとテンションを上げまくってはしゃぎまくってた結果当日の日に熱を出してしまい、デートは中止に。おかしい、おかしすぎる!!
「折角のデートなのにぃ…」
「デートじゃねぇよ、」
俺があまりにも駄々をこねているのでjpさんはため息をついている。でも本当に楽しみにしていたのだ、今日を逃せば次いつ行けるのか分からないのだから。
「ぅー、」
「…しょうがないなぁ」
そういいながら近寄ってきたjpさんは優しく俺の頭を撫でてくれた。jpさんの方を恐る恐る見ると、いつものように優しい笑顔で笑ってくれていて思わず見惚れていると
「買い物はまた行こうぜ、今日は看病するからさ」
「…っ〜ほんと!?」
「ほんと」
jpさんの顔が大人びて見えて、なんだか子供扱いされているような気がしてむず痒くなり、jpさんの顔を上手く見れなかった。でも、触れてくれる手が暖かくて優しくて、安心しきった俺はすっかり眠りに落ちていた。
「おやすみ、ur」
「…ん、」
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