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どるはむ
不眠症のはむくんとどるくんのお話
ほのぼの。
注意
下手です。
多分現代パロ?(わかんない)
シェアハウスです。一応
あとなんかめっちゃキャラ崩壊&捏造です(???)
hamu視点
「 何?今日”も”寝不足?いい加減寝ろよ、…体に悪い 」
心配げに声をかけてくるのはなんじだった。
自分の名を上げようとうざったらしいところもあるが、
意外と優しいのは彼の良いところだと思う。
「 別に、寝たくないわけじゃねーよ 」
寝たくても寝れないから、という言葉は飲み込んでおく。
不眠症にはいつから?と思われることがあるが、結構昔からだと思う。
中学入ったあたりかな、…なんて思考を巡らせながら、
目の前にあるなんじの入れてくれたアップルティーを飲み干す。
いつも通りうまいし暖かい、…
「 この技術はさすがだな…w 」
「 ふふん!そうだろ 」
まるでル〇ィのような満面の笑みで言うなんじ。
よっぽどうれしかったのだろうか…
思わず苦笑を漏らしてしまう。
シェアハウスになってから、高校生組でいろいろ行くことが増えた。
かといって、なんじは忙しいのでこうして会える機会は
少ない。あと、らーめんも受験で忙しいので、ほどほどにしか会えない。
なので、こうしたことはとても久しぶりなのだ。
ゆっくりとこの時間を過ごしていると、なんじのスマホに電話がかかった。
出ることを許可すると、思い出して慌てたように
「 あ゛っ!!もう行かなきゃ、…またな!! 」
といって部屋を慌てて飛び出していった。
騒がしいやつ、…
「 うん。また 」
と聞こえないであろう出て行った後に、小さくこぼした。
夜も更けたであろう頃、…
「 寝れない、…暇 」
そう、不眠症にとって最も憂鬱なのは、
夜が過ぎるまでが暇すぎることである。
かといって、寝ようとしても寝れない、…これは新記録出そうだ。
今日で4,5徹目。普通の高校生なら体ぶっ壊れててもおかしくないが、…
あいにく俺は熱が出ても40℃くらいじゃないと気づかないくらい体に表れにくいのだ。
シェアハウスといっても50人で住むには相当な大きさが必要なわけで、
俺はペニガキ組の部屋の組み分けで寝ている。どるぴんといっしょだ。
一部屋二人なので、たまにお盛んなメンバーの喘ぎ声が聞こえてきたりする。
俺は特にこれといったそういうのがなくてよかった、…と思う。
まぁ、今日はお盛んじゃないみたいだ。聞こえてこないし、…
まぁ聞きたくないんだけど。
「 …ハムくん、?なんで寝てないのぉ、…? 」
とても寝ぼけているのか、目をこすりながら俺を見つめている
ベットは二つあって、左右に分かれている感じだ。消して同じベットでは寝ていない。
「 どるぴん、おこしちゃった?ごめん… 」
「 んん、だいじょーぶ、…それより、なんでおきてるの?しんやだよぉ…? 」
”寝れないから”という言葉は封じ込んでおこう。
こんな年下に相談したくはないし、年上が迷惑かけるのは申し訳ない。
「 …たまたまだよ。喉が渇いちゃって 」
適当な冗談を言って寝かしてしまおう、と思っていた。が、
どるぴんは普通に立ち、ベットから降りて俺の方へやってくる。
少し困惑したが、何かあるのだろう、とひとまずまとうと思った。
そして、目の前まで迫ってきたとき、ゆっくりと俺の口元に指をやって言う。
「 うーそ。 」
見抜かれたことに驚いたが、寝ぼけているのだろうと考えをそらした。
どるぴんに、「 べっと、ねころんで 」と言われたので、しょうがなく従う。
そうすると、どるぴんも同じように隣に寝ころび、俺に抱き着く。
暖かいな、と思いながら自分とどるぴんに布団を掛ける。
「 …なぁに、?どるぴん 」
優しく問うと、どるぴんは俺の顔を見て、
ふにゃりと笑った。眠気もあるのか、どるぴんはうとうとしていた。
いつもは鬱屈な夜なのに、久しぶりに眠くなってきたような気がした。
今日は寝れそうだな、なんて思っていると、
突然、唇を奪われる。
「 ん、はむくん、…だぁいすき、っ 」
不意打ちで攻められたことに驚きつつも、
思わず腕で顔を隠してしまう。顔が熱い、…
「 …はむくん、かおまっか、! 」
「 う、っうるさい、…/// 気のせいだよ!ばか、っ…// 」
そういって壁の方を向いてどるぴんの顔から視線を外す。
「 ”ばか”って、ひどいなぁ、… 」
と、そう言いながら俺の背中に張り付くようにしてどるぴんは抱き着いてくる。
今日は、暖かくぐっすりねむれそうだ。
おまけ
dd視点
朝、どるぴんたちが珍しく起きないので起こそうと、
「 あれ、dd、どるぴんたち起きてこないけど、めずらしいね? 」
「 あ、kunさん。いまから起こしいくとこです 」
”ついでに俺もいくよ”とついてくるkunさん。
まぁ別に二人の方が起こしやすいしいいか、と思い立ち、
一室の扉を開ける。
***
どるぴんとはまどりゃが、ぐっすりと寝ているという光景が広がっていた。
特に、はまどりゃには”最近不眠症だ”と相談されていたので珍しい光景だ。
多分、どるぴんのベットが開いているあたり、どるぴんが行ったのだろう。
「 おーい、おきろ~、… 」
と、kunさんが申し訳なさそうにゆさゆさとしながら起こす。
食堂には一定の時間があるので、どうしても起こさないといけないのだ。
しばらくすると、どるぴんがむくりと起きる。
「 あれ、kunさぁん、…? 」
目をこすりながら起きるどるぴん。はまどりゃに関しては
疲れがひどかったのか、ぐっすり眠っている。
「 はむく~ん、…!起きて~ぇっ! 」
どるぴんが強くゆらすと、…体を起こして
「 えっ、あ、おれっねてた、…?? 」
ぽかんとした顔をしていたので、
「 寝てたよ。それはもうぐっすりと。 」
と、俺が突っ込むと、少し驚いた顔をしていた。
「 とりあえず食堂いくか。 」
というkunさんの言葉に賛成して、4人で食堂へ向かった。
あとがき
初めてに関してはうまくいった、…気がする!
やはり受けっぽい子が攻めっていうのもよくないですか?