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夜。mzの部屋。
勉強という名目で、今日もakがお泊まりにきていた。
…でも、時計はもう深夜1時をまわっている。
2人で並んでベッドに座っていたが、
その距離は――やけに近い。
「…ちょ、近いっつってんだろ……!」
「なんで?彼氏だよ?」
耳元で囁くak。
その低い声に、mzの心臓は跳ねる。
「……うるせぇ……っ」
「顔、真っ赤。」
「ち、ちが……っ」
「んじゃ、こうされても――平気?」
akが指先で、mzの太ももにそっと触れる。
そのまま、ゆっくりと撫で上げるように――
肌に触れるか触れないかの距離で。
「ひゃっ……!?」
思わず震える声が漏れるmz。
慌てて口元を押さえるけど――
akの目が、すぐ目の前にある。
「声、我慢すんなよ?」
「っっ……や、だって……っ」
「俺の前では素直でいろって言ってんのに」
優しく、でも逃がさないように、
akはmzの体を後ろから抱きしめる。
そのまま、首筋にキスを落としながら、
さらに低く囁く。
「mzちが感じてる顔、俺しか知らないとか、
めちゃくちゃ興奮するんだけど。」
布団の中。2人だけの空間。
触れ合う体温。高鳴る鼓動。
肌の熱が、どんどん溶け合っていく。
「…akぃ……っ」
「なに?」
顔を背けようとしたmzを捕まえて、
唇をそっと塞ぐ。
「ん……っ」
一度じゃ終わらない。
何度も、重ねるように、ゆっくりとキスを続けるak。
mzの息は、どんどん甘く、震えて――
「……もぉ……バカ……っ」
「ありがと。
その顔、誰にも見せんなよ?」