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【茶番劇場】始動!今回のは長いです
それではどうぞ!登場人物は紫(ゆかり)愛菜(あいな(紫の母))天音(あまね)藍(らん)です!
紫「お医者さんこんにちは!お母さんのお薬もらいにきました」
医者「紫ちゃんこんにちは。いつもお母さんのために病院に来てて紫ちゃんは優しいね」
紫「いえ」
医者「はいこれお母さんの薬いつもと同じ時間に飲んでもらってね」
紫「先生ありがとうございます!」
医者「それと次の診察なんだけど明日の夕方はどうかな?」
紫「はい、お母さん最近落ち着いてるから大丈夫だと思います」
医者「よかった。じゃあ明日の夕方お家に行くね」
紫「よろしくお願いします。それじゃあ先生さようなら」
医者「はいさようなら」
看護師「あの子のお母さん…魔法が絡んでる病気なんですよね」
医者「あぁ早く治ってくれるといいんだが…」
紫「お母さん早く元気になってくれるといいな♪」
紫「そうだ!お家に帰るまえにお花畑に行ってお母さんの大好きなお花を取ってこよう!」
紫「このお花畑いつ来ても綺麗」
紫「でもいつもと同じ花は飽きるだろうし…」
紫はどんどん奥へ進んでいく
紫「あれれ…もうお花がないみたい…」
紫「これってまさか…間違いない!これはエデンブルームです!」
紫「幸せを呼ぶ花エデンブルーム…見つけた人は幸せになれると言われている…」
紫「すぐ家に帰ってお母さんに見せなきゃ!」
愛菜「紫ちゃんまだかしら…」
紫「ただいま!」
紫「これ!お母さんのお薬!」
愛菜「いつもごめんね…」
紫「SOREYORI!じゃ〜ん幸せを呼ぶ花エデンブルーム!」
愛菜「まぁ!本で見たことはあるけれど実物は初めてです!」
紫「今日の晩御飯何にする?」
愛菜「そうね…オムライスの材料ってあったかしら?」
紫「あるよ!」
愛菜「じゃあ作ってくれる?」
紫「うん!」
〜深夜〜
紫「すやぁすやぁ」
愛菜「うふふかわいい寝顔…く…苦しい…夜になって体調が悪くなってきました」
愛菜「それにしても紫ちゃんがいった森が気になります…」
愛菜「一応明日村長さんに報告しておきましょう」
その時大地が揺れた
愛菜「な…なんですか⁉」
村長「ですから私達は何もしておりません。信じて下さい」
魔女「嘘をつくんじゃないよ!あたいたちの縄張りにはっきりと人間の匂いが残ってた…」
魔女「このへんで人間が住んでるのはこの村しかないのさ」
村長「確かに人間が住む村はこのへんではこの村しかありません。ですが数百年にわたり守られてきた
掟を破る者などこの村にはおりません」
魔女「じゃあなんでうちの縄張りに人間の匂いが残ってんだ?」
村長「そ、それはわかりません…」
魔女「この世界で決して破ってはいけない掟…魔女と人間は一切関わるな。
これはこの世界に住む誰もが知ってることだ。そしてこの掟には続きがある…掟を破ったものには罰を与えよ」
そして魔女達は村を破壊し始めた
村長「なにをするんだ!やめてくれ!」
村人「村長逃げて下さい!」
村長「でもこのままだと村が…」
村人「いいから早く!」
愛菜「魔女がどうしてこの村に…」
愛菜「とにかく紫ちゃんを逃さなきゃ」
愛菜「紫ちゃん起きて!紫ちゃん!」
紫「お母さんどうしたの?」
愛菜「魔女が村を襲っています!今すぐ村をでましょう!」
紫「何で魔女が…」
魔女「あーはっはっはは★逃げたった無駄無駄」
魔女「あいつは…あれがあたい達の縄張りに入った奴か」
愛菜「さぁ紫ちゃん!早く森の方に走って!」
魔女「逃がすわけないじゃ〜ん★」
紫「え?」
魔女「あたい達の縄張りに入ったのはお前だね?」
愛菜「そんなことするわけないでしょう」
魔女「嘘をつくんじゃないよ‼そこにいる子供の匂い…あたい達の縄張りに残ってた匂いと同じなのさ」
紫「紫の匂い…じゃあこれは紫のせいで?」
愛菜「このままでは紫ちゃんが危ない…こうなったら…」
愛菜「この子には指一本触れさせません!」
紫「おかあ…さん…?」
魔女「もしかしてお前…ハーフウィッチかい?」
愛菜「そんなことどうでもいいでしょ…娘と絶対に生き延びます!」
魔女「あいつがハーフウィッチであると言う事は…あの娘も…」
愛菜「いいですか紫ちゃん?今からあなたを森へ飛ばします…絶対に後ろを見てはいけません…」
愛菜「とにかく前を見て走りつづけましょう!」
紫「お母さんは?」
愛菜「私も一緒に森へ飛びます…安心して」
紫「お母さん疲れたよ…」
愛菜「どこか身を隠せる場所は…」
そして二人はその場で力尽きた
200年後
天音「ねぇもう帰りましょう?」
藍「えぇもうすこしだけ!あの洞窟を見たら終わりにするから!」
天音「じゃああの洞窟を見たら帰るからね」
藍「魔女さんいますか〜」
天音「とりあえず浅い洞窟みたいだし奥へ行ってみましょう」
藍「もしかして人?」
天音「魔女はいないの?」
藍「うん!人が二人!」
天音「本当ね…何か儀式をした後にも見えるわね…とりあえず連れて帰りましょう」
【天音と藍の家】
(二人は記憶を失っています)
愛菜「おかげさまですっかり元気になったわ」
紫「ありがとうございます!」
藍「記憶喪失か〜」
天音「お二人は家族なの?」
紫「多分お友達…」
天音「そうなの?でも行くところがないなら私達の家に住まない?」
紫「え!いいんですか⁉ありがとうございます!」
〜1年後〜
天音「ただいま〜」
藍「天音遅い〜早くお昼ご飯作ってよ〜」
天音「ごめんなさいね…買うか悩んで遅くなっちゃった」
紫「何をかったの?」
天音「じゃーん!幸せを呼ぶ花エデンブルーム!」
藍「すご〜い!」
紫「エデン…ブルーム…幸せ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
愛菜「全部思い出しました…紫ちゃん!フェイド村に帰りましょう」
藍「わかった…」
紫「紫のお家は?」
愛菜「やはり間に合わなかったか…」
天音「おかしいと思った…ここには昔フェイド村という村があった。でも200年前魔女によって壊滅した」
紫「そんな…」
愛菜「紫ちゃん事実を受けとめましょう」
天音「これからはどうするの?」
愛菜「私達にはもう行くあてもありません」
天音「じゃあまた私達の家で過ごせばいいわ」
そして4人で仲良く暮らしました
【おしまい】