第3話!始まり〜〜〜〜
ヴーッッ、ヴーッッ
リリカ
「わ…なんですか?!このサイレン…」
シルヴィア
「ああ…侵入者よ。」
リリカ
「聞いた事無かったです!あ、聞きそびれちゃっただけなのかもしれないんですけど…」
シルヴィア
「まあ、よくあるものだけどねぇ。今回は好奇心旺盛の学生かしら?それともスクープ目当ての記者か…」
リリカ
「よくあるんですか?意外と結界とかで簡単には入れないものかと」
シルヴィア
「ふふ、ここのお屋敷は広いから。結界なんか張ってたら大変だわ。」
リリカ
「確かに…ここのお屋敷はとーっても広いです!」
シルヴィア
「そうよ〜とーっても広いのよ。」
ガシャーンッッ!!!!
???
「鬼ごっこは終わり、またあたしの手柄だねぇっ!♡」
???
『おめでとうございますラヴィさん。これで233人目です。』
シルヴィア
「もう…また壊して。めっ!てしなきゃね。」
リリカ
「また…?!!」
シルヴィア
「洗濯部屋の前で暴れるのは、よしてくれる?野蛮だわ。」
???
「………暴れてるわけじゃない。」
知らない人が4人?か3人くらい。
侵入者らしき人に馬乗りになって剣の切っ先を突きつけてる … バニーガール?でもエプロンやカチューシャを着けているので、多分メイドさんです。
そしてもう1人は、薙刀を持っていて、中華風の服でも色合いや装飾は地雷系のメイドさんと
キラさんと同じような軍服ロリータだけど…足が透明で、幽霊みたいな…眼帯も着けていて、ほんとに軍人さんみたいです。
???
「そーだよそーだよ!そもそも、私たち風紀班のおかげで平和なんだから良くない?」
???
『この損壊はピー円相当です。』
ラヴィ?
「やば、思ったよりも、壊しちゃったかもーッ♡」
シルヴィア
「チッ」
リリカ
「シルヴィアさん?!!」
シルヴィア
「はぁ…紹介するわ、左のお団子がライハ。 」
ライハ
「……… 」
シルヴィア
「そして…貴方達は自分で自己紹介出来るでしょ。」
レイカ
「はいはーい!!レイカちゃんはレイカって言うんだよー!!!お化けだよー!」
ラヴィ
「あたしはラヴィ♡風紀班のリーダーやってまぁす♡溜まったらあた しの部屋おいで♡」
リリカ
「…?何が溜まったらですか?」
その瞬間シルヴィアさんに目と耳を塞がれました!なんでしょう?
シルヴィア
「知らなくていいわ。貴女には早いもの。」
リリカ
「見えないし聞こえません!!」
ラヴィ
「最初から目と耳塞ぎDキス…?♡ハードだねぇ?♡」
シルヴィア
「死になさい」
ラヴィ
「うっっっ」
スレッタ
『機械が僭越ながら…スレッタと申します。風紀班で書記的役を務めております!』
空中に浮いてます…ホログラム、と同じような物だと思います!
リリカ
「………まともな人…?」
ライハ
「違う、私が1番まとも。」
レイカ
「ライハもスレッタも毒舌容赦ないしなー。ラヴィはただの変態だし…レイカじゃない?!」
ラヴィ
「心外な〜♡あたしが1番まともだからっ♡」
レイカ、ライハ、スレッタ
「それは違う/と思います!』」
ラヴィ
「冷たいなぁ…♡あ、そういうプレイ?♡
みんなハードなの好きだねえ♡」
シルヴィア
「いい加減そのキモさ、
どうにかしてほしいわ…」
ラヴィ
「え〜〜〜?♡」
「んぁ、あたしこの後リーダー会議あるんだよねぇ♡ばいばぁい♡ 」
リリカ
「あ、さようならっ!」
レイカ
「この人たちは好きにしていいー?」
ラヴィ
「いーよ♡」
とご機嫌にラヴィさんは、長い長い廊下へ消えていった。
リーダー会議なんてのがあるんだ……。
会議室にて。
ナコル視点です一応
ナコル
「はーい、リーダー会議始めまーす」
「早速時計回りで報告よろしく〜」
ストラッツ
「なら私か…特に変化なしだが、新入りのリリカにミッシェルのアレを見られたのは気掛かりだな。 」
キラ
「まぁまぁ…とはいえ、ご主人様の魔法を掛けられたんならそう簡単には思い出せないだろう?」
ストラッツ
「……まぁな。念の為、シルヴィアの加護も着けてるが。」
シルヴィア…。天使のリーカル、彼女の周りに居れば、魔法の持続だけでなく物持ちがよくなるなど…用心深いストラッツはリリカをシルヴィアに見させることで、洗脳魔法の持続を図っているらしい。
イトメ
『でも、ご主人様の力も日に日に弱っていってます。まずいのでは?』
シャズマ
「後継探し中とは聞いてるけどねぇ。」
ナコル
「まぁそんときに考えよう。」
「次…リーディア」
リーディア
「私は特には…あ、いや、自習スペースがあったらな…って、あ、でも、別に無くても…」
バサバサバサと頭の本のページが目まぐるしく開く。
頭が本の異形頭のリーカル、リーディア。
彼女の担当は図書室。膨大な書物を管理している…が、かなりの不安症で自分の何気ない発言にすら様々なことを考えてしまう。
ナコル
「…いい案だな。」
トキシン
「おれもさんせーだ!!研究班からしても是非作ってほしーぞ!!」
エルフのリーカル、トキシン。研究班のリーダーで、普段は地下室に篭って実験三昧。わりとお喋りで、動かない肉塊に話しかける姿も何度も見られている。
シャズマ
「でも、どういう感じにするの?机とかの配置は?」
リーディア
「こ、個室とか…でしょうか?」
ラヴィ
「個室ってイイよね……♡♡♡」
ナコル
「よし、個室はやめよう」
キラ
「賢明だな」
ラヴィ
「そんな…………♡」
ナコル
「自習スペースを作るのは賛成。1度掛け合ってみるよ。」
「じゃ次…研究班」
トキシン
「実験体を正式ルートで入手したいぞー!」
ナコル
「具体的には?」
確かに風紀班が捕らえたものをたまに送ってるくらいだしな。
トキシン
「……え………っと……金???」
ストラッツ
「正式じゃねぇ!!」
シャズマ
「他には?」
トキシン
「せん、のう…………?????」
イトメ
『もっとダメでしょう 』
ナコル
「よし、今まで通りでいいな。」
トキシン
「クソ…ッ」
ナコル
「で次は…」
ラヴィ
「はぁ〜い♡新人欲しいです♡」
ナコル
「……却下。絶対に食うだろ」
ラヴィ
「え何その言い方どっちの意味で…?♡」
ナコル
「両方」
ラヴィ
「ぱっくんはするけど、もぐもぐはしません〜!♡」
シャズマ
「ぱっくんがダメじゃん……」
ラヴィ
「え…ダメなの…?!♡」
ナコル
「当たり前。次は…キラ」
キラ
「……もう少し葉物を入れたいな。レシピ本が欲しい」
リーディア
「?!もうほとんどの物は並んだはずですよ?!」
キラ
「ダメかな…もう少し……」
リーディア
「無いと思います!!!」
キラ
「なら市場まで行って新作を探してくるから…」
リーディア
「えぇ……」
キラ
「5時間ほどの自由時間の申請をしたいんだが」
ナコル
「…それぐらいならいいだろ、許可。同行者は?」
キラ
「ミッシェルも連れて行くよ。」
ナコル
「おけ…次は医療班」
イトメ
『私ももっと医療に関しての本が欲しいです』
リーディア
「???!!イトメさんまで?!」
イトメ
『キラさんの話を聞いていたら…』
リーディア
「ぇぇぇぇ……」
キラ
「では途中まで共に行くか?」
イトメ
『是非』
ナコル
「イトメもな。マリットも連れていくか?」
イトメ
『連れていきます』
ナコル
「はーい、」
シャズマ
「リーディア頑張れ(?)」
リーディア
「本棚に空きがあるからいいんですけどね…」
ナコル
「よし、かいさ〜ん。次も2ヶ月後にな。」
終わり!おつれか〜
書いてない班あったらごめんね…
このあとのメイドビジュ紹介にプラスして館の簡易設定も載せる予定です〜!
コメント
6件
せってーまってます てかキャラ多すぎやしませんかね もう覚えてなくなってきてるよ()
簡易設定、待ってる (説明しよう、すいなーんはキャラが多くなってきてパンクしそうだぞ☆)