第三話
注意書きは第一話をご覧下さい。
ガチャ
水「ただいま……」
母「おかえり水」
水「ごめん、今日先生に呼ばれて……バイト行けなかった…」
母「あら、そうだったの…大丈夫よ1日くらい」
母「明日はよろしくね」
水「ッ……うん」ニコッ
水「お父さんは…今日も残業?」
母「ええ、給料の為に頑張ってるわ」
母「水、手を洗ってきなさい。ご飯出来るから 」
水「わかった」
ジャー…🫧
水(…本当に頼んで良かったのかな……)
水(てか…迷惑かけたんじゃ……)
水(申し訳ない……)
コトッ……
母「最近はお金が増えたから、前よりご飯が豪華になったわね」
水「そうだね」
母「私もお父さんも頑張るから、水も頑張りましょうね」
水「うん……」
母「さっ、いただきましょう」
水「いただきます…」
一方そのころ
バァンッ!!
父上「うぉっ!?誰だ!!勢いよくドアを開けたのは!!」
青「父上、お話があります」
父上「おお青か。なんだ?」
青「お願いなのですが……」
次の日
水(昨日はバイトに行かなかったからいつもよりぐっすり寝れたな……)
紫「おっはよー水ちゃん!」
水「おはよう2人とも」
赤「今日も相変わらずブカブカのを着て……可愛いね〜♪」
水「かわいいって言ったりかっこいいって言ったり……結局どっちなのさ」
赤「どっちもってこと!」
紫「イケメンなのにブカブカの服が好きとかギャップ萌えよな〜!!」
赤「しかもこう見えて照れ屋さんなんだよ?そりゃモテるっつーの!」
水「も、もういいよ恥ずかしいし…//」
生徒「はぁ…♡今日も王子はかっこいい♡」
生徒「見てるだけで元気をもらえるわぁ」
生徒「きっとお金持ちなんだろうなぁ」
水 ピクッ
水(お金持ち…か……本当は逆なんだけど…)
紫「…なあなあ水ちゃん」
水「ん?」
赤「昨日話した青先輩いるでしょ?後ろ……」
水 クルッ
水「!?」
紫「すんごい怖い顔でこっちを見てるんよ…!!」
赤「赤たちなにかした…?」
紫「なんもしてへんよ!!話してもないし…!」
水「…」
青「放課後、俺の教室に来て」←口パク
水「!」コクッ
赤「水っち早く教室行こ…!!」
水「あ、うん…!」
放課後
水「2人とも、僕今日用事あるから先帰ってて!」
紫「りょ〜」
赤「またね〜!」
ガラガラ
水「失礼します…」
青「お、来たな」
水「なんでしょう…?」
青「早速なんだが、お前今のバイト辞めて、俺のメイドにならん?」
水「……え?」
青「こっちの給料の方が高いし、身体を売らなくてええし、一石二鳥やん?」
青「どお?」
水「め、めいど……」
水「先輩って…どんだけお金持ちなんですか…!? 」
青「まあ、それなりの豪邸には住んでる」
水(う、羨ま……)
青「で、なる?ならない?」
水「なっ……なります…!」
青「ん、りょーかい」
青「じゃあ、早速親に言ってこい」
青「バイトは明日からな」
青「俺が明日迎えに行くから、教室で待っとけよ」
水「わかりました」
青「あと、今日も行くなよ」
青「じゃ」バタン
水「……」
コメント
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ハァァァッッッッ!!!!!!好きッ!!!