やっぱり2人でしたい！

[はじめに]検索避けの為に、名前などはぼかして記載します。

さの×すえ⑱です。

よろしくお願いします。

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「うぅう⋯めっちゃ眠たぃ⋯」

さのは、せーやの横にゴロンと寝転びベッドを軋ませた。

今日は外ロケで、体力を使った。

それはせーやも同じの筈だが、さのよりも元気そうだ。

「え、もう寝んの？」

「眠たいもん⋯」

既に瞼は閉じられている。

せーやは不満そうに、さのに近付き肩をグーで叩いた。

「なにぃ」

目を瞑ったまま、相手をする。

「寝んとってぇやぁ」

がすがす容赦なく叩く。

「なによぉ暇なん？」

さのは仕方無さそうに言うが、もう半分寝ている声だ。

「しーーたーーいーーー」

甲高い声で言われるも、その体力は無い。

「うう⋯、すいません⋯今度⋯」

「えー、今したいねん」

「なんでそんな体力あんの⋯疲れてへんの⋯？」

「疲れたから、したいねん」

「どーしたらええねん⋯」

どうにも、お互いの意見は、合いそうに無い。

「⋯⋯じゃあ、寝ててええから横でしとってもええ？」

せーやが妥協案を出した。

「全然ええ。ごめんな⋯」

そう言うと、がくりと眠りに堕ちた。

「ほんまに寝たやん」

仕方ない。本当に寝たなら、諦めて1人でしよう。

せーやは、そそくさと準備をしてさのの横に寝転がった。

ゴソゴソとTシャツ以外を脱ぎ捨てると、さのの首元に鼻を寄せた。

すう、と息を吸うとさのの匂いがする。お風呂に入っていたので石鹸の匂いもした。

せーやは、そのまま己のものを握ると、ゆるゆると扱きだした。段々と固さが増してゆく。

「ンん⋯っ」

ある程度立つと、今度はローションを手に取り、指に垂らした。

腰を反らし、後ろ手に探る。念入りに周りにもローションを付けると、その中に指を入れた。

「んっ⋯はあ」

最初はいつもキツい。

でも、すぐによくなるのを知っている。

「⋯ふっ、うン⋯ッあ」

段々と、快感を感じ始め自然と声が漏れる。せーやは、だらんと力の無いさのの手をとると、指を甘噛みした。

「はっ⋯ぁ、さの⋯」

口内で指を弄び、恋人を感じる。

せーやは、少し乱暴に自分の中の指を動かした。

「⋯あぁ、はッ、んんぅ」

感じるが、物足りない。

「⋯⋯⋯ 」

せーやは、さらに恋人を求めて布団の中に潜り込んだ。

すん、と鼻をならす。

さのの下衣を引っ張ると、ほんの少しだけ芯のあるものを取り出した。

「ん」

先端を口に含み、そのまま味わうようにしながら、自分の秘部をまさぐった。

「⋯ふっ、ん」

先程より、興奮する。

「ふぁ⋯、さ、の⋯あッ」

さののものも、少しづつ反応してきている。

「んぅう⋯ッ」

熱くなり、せーやは自分の体が紅潮したのを感じた。

自分の指が何度も締め付けられ、足りないと訴える。どうにも自分では、うまくできない。

悶えていると

「⋯⋯も～～～、寝れへんっ！」

ガバッと布団が捲られ、さのと目が合う。

「起きとったんかいな」

「起こされたんです！

⋯⋯てゆーか、なんちゅー顔してるんですか」

「どんな顔してるん？おれ」

「はあ」

さのは、この人は⋯と、溜息をついた。

「めちゃくちゃエロい顔してる、そんな顔見せられたらアカン」

さのはボスッと頭を枕に沈めた。

「じゃあ、しよーやぁ」

せーやは、脚に身体を絡ませ訴える。本当に仕方ない人だ。

「⋯⋯ゴムある？」

「ある！」

「せーやくん、おれほんまに眠たいから、あんま動けれへんよ？」

「じゃあ、乗る」

せーやは、さののものにコンドームを着けながら答えた。

ホント元気だな、この人⋯と、さのはもはや感心した。

せーやは、よいしょとさのに跨ると、既に濡れた秘部へと熱を押し当てた。