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8月の暑い日差しが降り注ぐ放課後、真理亜と透真は校庭のベンチに並んで座っていた。
夏祭りの喧騒も、揺れる心も少しずつ落ち着きを取り戻し、ふたりは穏やかな時間を共有している。
「これからも、ずっと一緒にいよう」
透真が真理亜の手をぎゅっと握る。
「うん、私も」
真理亜は笑顔で答え、ふたりの間に新たな約束が結ばれた。
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しかし、その幸せな時間の裏で、平良真子は静かに計画を練っていた。
彼女の胸にはまだ透真への未練と、あきらめきれない想いが燃えていた。
「まだ終わってない……」
真子は決意を新たにし、動き出す。
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その夜、真理亜は親友の木更津紗弥に相談した。
「色々あるけど、負けない。透真くんと一緒に頑張る」
紗弥は力強く頷く。
「うん、私も応援してるよ。絶対うまくいくって信じてる!」
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【片想いごっこノート】
・8月10日(土)
約束は二人の絆の証
未来はまだ見えないけど、共に歩むことが大事
「恋は挑戦の連続。でも一緒なら怖くない」