ワンクッション
・iris二次創作である。
・キャラ崩壊である。
・blである。
・青桃である。
・あなたの好みではない可能性が大いにある。
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メンバーにウェルカムトゥーザないこハウスされてから1時間が経過。
案の定カオスな惨状。韻踏んじゃった♡
…すんません。話戻します。
いむしょーはゲームしてうるさいし、りうらは一生ぽたむしてるし、あにきは課金してるし、まろは幼児退行してるし、俺は何もしてないし。
ないこ「ほんとうるせぇ……」
いふ「なーいーこーたーん♡」
ないこ「うぉっ!?ま、まろ!?」
いふ「うへへ〜ないこた〜ん♡♡」
ないこ「酒くせぇよ!どっか行けぽえぽえのまりょ!」
いふ「うふふ〜ぽえぽえのまりょ!」
いふ「まりょりょりょりょ〜♪」
ないこ「はぁ…」
悠佑「大変そうやなw」
ないこ「そう思うんだったら助けてよ…」
悠佑「無理やな。ガチャしとるし。あ”!またすり抜けかよ〜!!💢」
ないこ「…自由か」
りうら「ないくーん」
ないこ「んー?なんだい?我が弟よ。」
りうら「りうら寝ていい?(無視)」
ないこ「……もういいよ…好きにしろよ…」
りうら「わーいおやすみ〜」
ないこ「はいはい…()」
こんな感じのないこハウス。毎度の事ながら今回も荒らされに荒らされる。
まぁ別にいいんだけどさ…好きにしていいよって言ったの俺だし。
実際窓割られてもいいと思ってるし。
ないこ「…それでもうるせぇ。」
…窓、割られてもいいと思ってるし…
本当に思ってるんだよ??
ないこ「…静か…」
いれいすメンバー、帰りました。
まさかの撃破。おめでとうございます。
1人になると途端に寂しくなるのは、きっとアイツらがうるさすぎるせい。
寂しいと感じる隙すらも与えないあいつらはもはや天才。
まぁ今ベットでまろが寝てるんだけどね。
それでも静か。いや…寝てるから静か、?
もうよく分からんけどとりあえずいれいすメンバーがうるさすぎるのだけは分かった。
ないこ「……作業するか。」
分かったので、俺は作業をする事にした。特に意味は無い。
ないこ「ふぅ…」
今日の分終了。
意外と早く終わったという事実。
嬉しい反面、これから何をしたらいいだろう…と少しばかり頭を抱えてしまう俺。
まろにばかり社畜社畜いってるけど、そんな彼にも負けず劣らず俺自身も社畜が体に染み付いてしまっているのだろう。
現代社会の恐ろしさを改めて思い知った。
ないこ「……まろ、起きたかな。」
彼のことが気になる。
ないこ「まろ〜、?」
寝室に顔をのぞかせてみた。
まぁなんということでしょう。彼はまだぐっすりすやすや夢の中。
とてもじゃないけど起こせない。
無闇矢鱈に起こすのも申し訳がないと思ってしまう程の熟睡具合。
ないこ「…これは起こせねぇ…」
普段彼も社会人と歌い手の両立で疲れ果てているはずだ。
それこそあまり眠れていないだろう。
そんな彼を起こせるほどの鬼を、生憎俺は持ち合わせていない。残念だ。
ないこ「…寝かせとくか。」
このままそっとしておこう。俺なりの優しさ。彼を思っての行動。
ないこ「…あ」
そういえば、最近彼とあまり触れ合えていない。
お互い忙しすぎて、2人きりの時間を取ろうなんて発想にすらならなかった。
その事実に気づいてしまった途端、彼が恋しくなってしまう。重症すぎる。
今日だって彼がお酒を嗜んだ後、甘えてきてくれたのに俺ってば、全く恋人らしい対応をしてあげられなかった。
冷たくあしらってしまった。
これは罪悪感がすぎる。
かといって彼は今気持ちよさそうに眠っている。やはり、これを無理やり起こすのは恋人的に、というか人間的にまずいと本能が告げる。
ないこ「…」
漫画やアニメでよく見る、彼氏が寝ている間にキスをしたり、甘えてみたり、という場面が頭をよぎる。
それと同時に来てはいけない好奇心も土足で乱入。
先程まで感じていた罪悪感や後悔が、突然乱入してきた好奇心に怯え逃げて行く様子が頭の中でくっきりと見えてしまっていた。
つまり、人間は好奇心には敵わない。ということだ。
……今、彼にキスをしたら、童話のお姫様のように深い眠りから目を覚ましてくれるのではないか。と、変な妄想を1粒。
今の彼は深い眠りにつきすぎていて、もうなんだか本当に死んでいるのでないかと疑ってしまうくらいぐっすり。
ですが、
ないこ「…やるか…?」
内藤ないこ、勇気を出します。
普段、「可愛い恋人」を彼に振る舞えていません。ので、こういう時こそ全力を尽くして彼に甘えるべきだと思うんです。
ないこ「…すぅー…はぁー…」
ないこ「………よし。」
覚悟を決めました。
ないこ「…ん…/////」
いふ「…ん」
ないこ「んぅ!?/////」
なななななな!?!?!?
こ、こやつ、し、しししし舌を、!?
ていうか、起きていたのか!?!?一生の不覚っ!!!!!!
ないこ「んぅ”!!////んー!!!////」
ないこ「はっ…はぁ…ぅ…////」
いふ「あ」
ないこ「な、なぜ、ここここここんなっ!!
!!////」
いふ「いやだって、ないこたんがめちゃめちゃに可愛いことするから〜…」
ないこ「だ、だとしてもっ!突然舌入れるとかっまじ、びっくりしたわ!!/////」
いふ「ごめんて…」
ないこ「てか!いつから起きてたんだよ!!////」
いふ「え〜?んーと…寝かせとくか…辺りから…?」
ないこ「結構序盤!///」
いふ「ふふw可愛い〜♡♡w」
ないこ「うっさい!///」
いふ「はいはいw黙ります〜w」
ないこ「…ねぇ」
いふ「ん?」
ないこ「やっぱりまろは、可愛く甘えてくれる恋人の方が嬉しい?」
いふ「え?んー…」
ないこ「…」
いふ「…俺はどちらかというと、頑張って甘えようとするけど、やっぱり恥ずかしくて無理〜!!ってなっちゃう恋人のが好きかな。」
ないこ「え」
いふ「いじめたくなっちゃうんだよね〜♡」
ないこ「…」
心当たりがありすぎる…
いふ「…ふふw」
いふ「ま、ないこが甘え上手でも甘えるの下手でもどっちにしろ大好きなのは変わんないし〜、ここは一旦どっちも、という選択をして逃げさせてもらいます。」
ないこ「ずる〜」
いふ「ふふふ…大人とはこういう生き物なのだよ…」
ないこ「ぶーぶー」
いふ「はっはっは〜なんといでも言うが良い!」
全然不安になる必要なんてありませんでした。
さっきちょっとでも悩んでた自分がバカみたい。まじバカ。
まぁでも、とりあえず現状維持で頑張っていきたいと思います。
まろがあんな事を言ってくれるなんて思いもよりませんでした。
…少しだけ、嬉しいです。
まろには内緒にしてください。
お願いします。
いふ「録音出来ました。」
ないこ「やめてください。」
いふ「やめません。」
ないこ「ここは譲ってください。」
いふ「譲れません。」
ないこ「譲れ。」
いふ「譲れない。この思い。」
いふ「…カッパえびせん♪」
ないこ「CM風に言っても意味ないからな。」
いふ「くそぉっ!!!」
ないこ「へ」
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撃破(げきは)・・・敵を攻撃して負かすこと。
無闇矢鱈(むやみやたら)・・・物事の結果などをよく考えず、感情的に行動すること。
生憎(あいにく)・・・目的や期待にそわない状況になり、都合が悪く残念な様。
嗜む(たしなむ)・・・好んで親しむ事。
罪悪感(ざいあくかん)・・・非難されるべき事を犯したと言う気持ち。
現状維持(げんじょういじ)・・・現在の状態をそのまま保つ事。
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〜end〜
最後まで読んで下さってありがとうございました。
そして、私が作品を投稿する度にいいねをして下さる方、名前は全く覚えられていないのですが、流石に感謝くらいは伝えさせてください。本当にありがとうございます。
これからもどうぞご贔屓に。
ご自愛ください。
コメント
1件
めっちゃ好きです〜!もっと青桃読みたいです!!