w r w r d 短 編 小 説 。
i n .新 人 組 。
〖 全 部 嘘 だ っ た ら 良 か っ た な 。〗
ci視点
小さい頃から、誰かに何かをされて
俺が泣いても、みんな口を揃えて
「嘘泣きでしょ?笑」
って、言ってきた。
小学生の頃。
何もしてないのに、人を傷つけた罪を着せられて
全て、俺の嘘で片付けられた
中学の頃。
高校に入ってから、初めて
親友と呼べる存在ができた。
その親友は、ぶっきらぼうだけど
ちゃんと、優しくしてくれる。
この友情も全部嘘で片付けられたら。
shpと過ごした1年間が全部嘘だったら。
この世から消えられたのにな。
心配してくれる人なんていなければ
最低なヤツらがいなければ
俺に ”詐欺師” なんて言われなかったのかな。
俺がこの世に存在したことが
俺が成してきたこと全てが嘘だったら
全部、嘘で終わらせられたのにな。
コメント
16件
今までの記憶も生きた証も、ぜーんぶ消えて、 果たしてそれは幸せと言えるのか...ね
確かに、記憶をなくすんじゃなくて嘘がよかった…って思う事あるからな…
意味深っけぇ 、、 ちょっと 共感 する自分 怖っぇ