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君と出会えた、偶然の奇跡

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君と出会えた、偶然の奇跡

7 - .・゜-: ✧☾ Episode⑥ 静空の日常 ☽✧ :-゜・.

♥

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2025年01月09日

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第6話







Start~






















私が勤める会社は、都内にある中規模の広告代理店である。

オフィスは白とグレーを基調としたシンプルなデザインで、

窓際には観葉植物が並び、どこかアットホームな雰囲気が漂っている。

私のデスクはオフィスの中央付近。

PCのモニターにはプレゼン資料が映し出され、

隣にはコーヒーの入ったマグカップが置かれている。

私はこの仕事を始めて数年になるが、日々忙しさと達成感を感じながら働いていた。


「静空さん、これ、今日中にクライアントに送る資料なんですけど、最後に目を通してくれますか?」


声をかけたのは後輩の海月ちゃん。

元気で明るい性格の彼女は、入社して間もないが頼れる存在だった。


「わかった、今確認するね!」


静空は海月の資料を手に取り、丁寧にチェックを始めた。



















オフィスでのやり取り



「静空さん、ランチ行きませんか?」


時計を見るとちょうど12時。

誘ってきたのは同期の蓮斗だった。

軽いノリだが面倒見の良い彼とは、入社以来の良き友人関係を築いていた。


「いいね、何食べに行く?」

「俺今日はカレーが食べたい気分だわ、てか、近くに新しい店ができたらしいよ!」


私、蓮斗、海月の3人で近くのカレー店に向かう道中、話題は自然とプライベートのことに移っていった。


「静空さん、最近何か楽しいことありました?」


海月が興味津々に聞くと、私は少し考え込んだ後に答えた。


「ん~、、、最近友達に誘われてゲームを始めてね~、普段あまりやらないから新鮮だったよ」

「え、ゲーム?どんなやつですか?」

「マインクラフト。動画で見るだけだったんだけど、やってみると結構奥が深くて面白いんだよね~」

「マイクラか~!俺も興味あるなぁ~。静空がハマるなんて意外!」


蓮斗がからかうように笑うと、私は苦笑いを浮かべた。














職場でのチャレンジ


午後、私は上司の高橋さんから新しいプロジェクトの打診を受けた。


「次のキャンペーン、静空さんにリーダーをお願いしたいんだ。若手の意見を取り入れたいと思ってね」

「リーダーですか、、ありがとうございます!ぜひやらせてください、!」


少しの不安と大きな期待を抱えながら、その挑戦を引き受けた。

プロジェクトメンバーには海月や蓮斗も加わることになり、初回の会議は私の主導で行われた。


「まずは、それぞれの意見を聞いてから方向性を固めたいと思います。自由にアイデアを出してくださいね」


私の提案に、メンバーは積極的に意見を出し始めた。

彼女はその姿を見て、自分がリーダーとしてチームをまとめる責任感とやりがいを感じていた。













帰り道の余韻


夜、オフィスを出ると、冬の冷たい風が静空の頬を撫でた。

今日は忙しい一日だったが、私の胸には満足感があった。

スマホを開くと、トラゾーからのメッセージが届いていた。


「お疲れ様!今日はどんな一日だった?」


その短いメッセージに、自然と笑顔になった。

彼に報告するように、充実した一日の出来事を簡単に綴り、送信ボタンを押した。


「明日も頑張ろう」


そう心に決めて、私は駅に向かって歩き始めた。






















next~7話


【意外な再会】





はーと、くださぃ、

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