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黄side
「うわぁーん😭」
体内の水が全て無くなるまで泣いた。
沢山泣いた。
いくら泣いても、 凛ちゃんは戻ってこない。
凛ちゃんの元の顔は⋯戻ってこない。
「黄ちゃん!集中出来ないから静かにして!
お願い! 」
紫が応急処置をしながら言う。
そんな事出来るわけない。
大切なクラスメイトの顔がぐちゃぐちゃだよ?
大切なクラスメイトの顔が血だらけなんだよ?
そんな状態で泣くな?静かにしろ?
僕はそんなに強くないんだ。
だから。だから泣いているんだ。
神様…お願いします。
僕のことはどうなっても良いから。
お願いします。
凛ちゃんを助けてください。
お願いします…。