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いつも通り風景、それは、なんの変化もない
いつも通り風景と読み取ると言葉の意味がま
るで変わるのではないか?そんな馬鹿なことを
考えながら向かう学校への足取りは青春とは
真逆なくらい重い 。
「学校行きたくないな…」
ぽつりと呟いても何も変わらない、気がつい
たら大嫌いな学校に着いている
憂鬱だ
教室の前に立つと私はおまじないをする
(私以外はみんなじゃがいも、じゃがいもの
なにかされて怒る人間は居ない。)
ガラ 扉を開けると同じ空間なのに廊下と空
気の重さがまるで違う。
苦しい、逃げたい、
1度、教室を出ようと後ろをむくと「アイ
ツ」がいた。「あーはじめちゃんやっほ〜」
その声を聞いた瞬間、
重い空気がズンッとまた1段、重くなった。