嫌いだったあいつ
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sm__
やっと1日が終わった。早く帰りたい。と思っていたけど、今日は掃除当番。
「……あ」
ゴミ袋が無くなっている。最後に使い切った人が取りに行けばいいのに。
そう思いながら倉庫に取りに行く。
kn「スマイル!どこ行くの?」
うわ……まだ帰ってないのか。なんで俺なんかに話しかけるんだろうか?
kn「無視しないでよ〜そんなに俺の事嫌い?」
「まぁ……そうかも」
kn「えー、悲し」
ほんとのことだし。
……悲しいとか言いながらついてくるのはおかしいだろ。
「なんでついてくるんだよ」
kn「一緒に帰りたいから終わるまで待とうと思って」
一緒に帰るの?嫌すぎる。周りから見たら性格が真反対すぎて笑われそう。
「ひとりで帰りなよ」
kn「スマイルと帰りたいのー」
「じゃあ掃除手伝って」
kn「え!それは一緒に帰ってもいいってこと?!」
ずっとついてくるよりはマシだし。小走り帰っておいていこう。
kn「終わったー!早く帰ろ!」
「えー、、」
kn「掃除手伝ったじゃん!一緒に帰ろうよ〜」
……今日だけならいいか。明日は掃除当番じゃないし、早く教室を出ればいいかな。
kn「ところでスマイルはどこに住んでんの?」
「白尾公園の近く……遠いと朝起きれないから遅刻するし」
kn「そうなんだ!方向は一緒だよ!」
えー……ばったり会いそうで嫌なんだけど。朝からこんなやつに会いたくない。
kn「……嫌そうだねぇ、バレてるよ」
「あ、」
なんでわかるんだよ……
kn「あ、俺が朝起こしに行ってあげようか?」
「やだ」
kn「うわー、めっちゃ即答するじゃんw
まぁいいや、行くからねー」
「むり、インターホン押されても出ないから」
kn「じゃあずっと家の前で待っとくね」
「……」
もういいや、明日から早く起きてすぐ行こ…
コメント
5件
好きすぎる、、Σ(゚ロ゚;)
尊いッ!!! 神すぎるっ!