運命ってそんなもん。~💜🩷
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「 あれっ 、 (笑 」
「 そこのおにーさん 、 泣いてるの ? 」
「 いや 、 泣いてないです 、 むしろ笑って …」
「 作り笑いも笑うカウントなの ? 」
「 … 」
「 まあ 、 何があったか知らないけどさぁ … 」
「 誰もいないところで泣いたって 、
誰も助けてくれないよ ? 」
「 ほらっ 、 俺聞き上手だから話聞いてあげる (笑 」
「 っ 、 (笑 なんですか 、 自分で … (笑 」
「 んはっ 、 (笑 」
「 … 元気かな 、 」
あれから数年が経つ 。
阿部ちゃんとも連絡を取っていないし 、
あの見知らぬ人とも連絡を取れていない 。
「 こちらが最近人気となっている種類の一つですね 。 」
「 なるほど … 」
俺は時計店で働いて 、
今 、 生きている 。
「 ぁ 、 」
ガラス越しに見える
懐かしくも見慣れたとも思える背中
連絡の取っていない親友 。
その恋人らしき人 。
「 … 幸せそうじゃん 。 (小声 」
「 すみませーん 、 おにーさん ? 」
「 あっ 、 はいっ 」
「 これって … 」
「 こちらは … 」
「 、 まだ気付かないんだ 。 」
「 え 、 ? あの … 」
「 ねぇおにーさん 、 時間ある ? 」
「 … 終わったら 、 ですけど … 、 ? 」
「 … そ 。 じゃあその後飯行こう 。
俺 、 聞き上手だから (笑 」
「 あっ !! 」
「 しーっ 、 声でかいよ ? (笑 」
「 すみません 、 だけど … 」
「 俺は君の王子様になるつもり 。 (笑 」
「 … お姫様にしてください 。 (笑 」
運命って 、
運命の人って 、
こーゆーもんか 。
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これは 、
昔支えてくれた人と運命の再会を果たした
1人のフィクションです 。
コメント
11件
いっきみしたんだけど 、... 天才???? これわたしの妄想でしかないんだけど 、最終的に目黒不憫になって欲しい() 3話完結でこんな最高な完結のしかたは天才👊🏻👊🏻