言い忘れていましたけど、必ず原曲聴いてください。
孤独月
甲斐田sid
「…泣かないように」
自分意外誰もいない空間で涙を溢しそうになるも、あの時、あいつの残した「2人が泣かないで欲しい、明日また会えるから」という約束を守る。
例えそれが叶わない事だとしても、一塁の望みにかけて待つ。そうでもないと、気が狂いそうだから。
もう神となった同期に会うことはないだろう。そう言い切れるのは、あいつが月の神になった代償に僕は半魔になったからだ。それは未だに治ってない。まぁ、儀式でなったとはいえ神のせいなので、あいつ、、もとい月の神の神域で治させてもらってる。
だからなのか、夜にしか出ない光り輝く月は常にこの神域のいつ何処からでも見えるようになってる。だが、今日の月の光は弱々しく、孤独を表してるようだった。
魔が徐々に消えていくような感覚はしている。でも、今日中に人間に戻れることなんてない。最初からわかってた、たった1日で帰れることなんてないと。
儀式で禁断の果実を食べる役になった時、今になって底無しの孤独が襲いかかってくる。
「僕は、何処で何を間違えたのかなぁ、、」
半ば現実逃避みたいな事を呟く。それでも、時は止まらない、、そんな深く沈んでくる想いとは裏腹に、現実では恐らく日が登る時間が来た。でも、
「今日も美しい朝日は見れなかった」
あいつの約束、、限りなく続く未来に人である自分はもう居ないことを知ってやったことなんだろう、、何故かそう確信できる。
まだ魔が残ってることを示唆する右手は、3人でいる未来を破壊したように見えてしまった。
生きることは魂が肉体に宿り、何が起こるか分からない予測不能な迷路で限界まで迷い続けること、いつか見た教科書の言葉を思い出す。今、魔になっている身としてはつくづくそうだと感じる。
あぁ、神様は残酷だなぁ、あんなにあの頃に戻りたいと願っても時は戻らないんだな。結局、どれだけ群れたとしても孤独なんだな。
はい中途半端ですが孤独月の曲パロは終わりです。次は明るい曲をやろうと思うので、ぜひこの曲やって欲しいというのがあれば書いてってください。(明るい曲じゃなくても大丈夫です)3日遅れたけど剣持さん誕生日おめでとうございます。健康気をつけてください。
コメント
3件
FREELY TOMORROWをやってほしい!
終わり方が自分でもあまり納得いってないので、技量をもう少し付けたら再挑戦します