「ぁ”、ぅ、あふっ、、ん”んっ、、ifっ先生、♡」
「っ、はぁ、ないこ、、♡」
甘い声が教室に響く。
2人だけの秘密の放課後。
急な雨で傘がない俺に傘を差し出す先生。
でもやっぱり2人じゃ狭くって
足りなくて濡れる相合傘。
貴方以外何も要らなくて。
あなたに教わった英語とか論理とか道徳は要らない。
「ねぇ、キスして。」
「んふ、急にどうしたん?」
「、、、別にいいでしょ。」
「ええよ、。」
静かな映画を見ながら我儘なキスを頂戴?
卒業なんて要らなくて、
ずっと俺の春を奪ってよ。
「内藤大丈夫か、?」
『ないこ、愛しとんで、。』
こんなの駄目な筈なのに、
先生のこと好きになっちゃう。
俺はまるで沼にハマる様に先生に依存してしまった。
先生俺みたいにおかしくなってよ。
それで、俺みたいに狂ちゃってよ。
こんな事になる前の
出会ったばかりの、あの頃の、綺麗なままの二人が良かったね。
思い出でだけが幸せだね。
本当は貴方には恋人が居るよね。
俺知ってるよ?
赤い髪をした可愛らしい人。
生徒を弄んで貴方は楽しかったかな?
気が触れる様な恋で
ちゃんと俺の春を奪ってよ
俺は本気で、
先生のこと好きだったんだよ。
でも、貴方は遊びだったんだよね。
分かってたのに俺は貴方に異常な程に依存してしまった。
最後に脳が焼けるくらいキスをしたら
貴方の事を忘れられるのかな、?
このまま、優しいまま終われたら良かったのにね。
「じゃあね、まろ。」
俺は貴方に別れを告げ、今日卒業する。
教室の一つの机に風に吹かれた桜の花びらが落ちる。
駄目になる前のフィルムには
綺麗なままの二人が写っていた。
コメント
9件
着眼点おかしいけどちょいあーるある( 切ない系うまいねぇ~、!ごちそうさま~!
切なすぎて雨降る()ほんと書くの上手すぎやで、、
胸痛くなりますて…😭😭 どうして翠柳ちゃんは感動系い系(?)書くの上手いんよ……😭😭😭