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黒くんと白ちゃん

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黒くんと白ちゃん

1 - 黒くんと白ちゃん

2024年07月07日

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黒くんと白ちゃんは双子の男の子と女の子です


でも2人は生まれた時から離れ離れはなればなれでした


理由は両親だけが知っています


ただ、2人はどこからか自分の片割れの存在を知りました


黒くんは白ちゃんに会いたくて、家を出てしまいした


白ちゃんも黒くんに会いたくて、家を出てしまいました


2人は、自分の片割れに早く会いたくて走りました


走って


走って


走り続けて


2人は全身泥だらけで建物を見つけました



黒くんは白い白い、汚れなど知らないような真っ白な建物で



白ちゃんは黒い黒い、全てを隠すような真っ黒な建物で



黒くんは白い建物へと入りました


すると白い建物は段々と黒くなっていきました、まるで自分が住んでいた家のような色になりました



白ちゃんは黒い建物へと入りました


すると白ちゃんは段々と黒くなっていきました、まるでこの真っ黒な建物のような色になりました。












『白は一度黒色が混ざってしまったら二度と元の色には戻れない

黒はどんな色も塗り潰して、全てを黒色にする……

きっとこの子達の両親は白ちゃんを黒にしたくなかったのね』



が混ざったら元の白色へは戻らない







男と女の双生児。 前世で心中した者の生まれかわりとして忌み嫌われた。


黒くんと白ちゃんは生まれて来た事自体が罪

だが罪は黒くんのみに受け、周りを黒色に染めた

白ちゃんは罪も何もない只々純粋な優しい子だったが

最後、黒い建物黒くんの家へと入り白ちゃんも罪へとなった。

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