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「ただいまー」
「ここ自分の家だと思ってた?」
「あっ…そうだった…///」
「まあいつか一緒に暮らすんだけどな。」
「そーゆーさとみくんのずるいとこ、昔から変わってない////」
ここで打ち明けるか?そう思った
そしてふと思い出してしまった。
全部。
_______________「莉犬。」
「?」
「ちゅ」
「/////ずるい」
「ずるくなーい」
「////」
そう。俺たちは、ただの大学生同性カップルだった。
あの悲劇が起きるまでは。
「さとみくん行ってきます」
「待って」
「なに?」
「ちゅー忘れてる」
「今日はしなくていい」
「ちゅ」
「/////////ほんとずるい」
「気をつけて」
「ん」
一時間後
着信音がいきなり鳴った
莉犬の番号だった。
出たら、莉犬の声じゃなかった。
病院の看護師だった。
そして莉犬が事故に遭ったこと、
意識はあることを伝えられた。
急いで病院に向かった。面会は今のところだめらしい。
4ヶ月後
病状が話せるまで落ち着いたから
面会できるらしい。
そして莉犬の病室に入ったら、
あり得ない言葉が耳に入った。
「だれ…ですか?」
「さとみ」
「知りませんそんな人」
「は…?」
会話を聞きつけた看護師がやってきて、俺を病室内のフリースペースへと呼んだ。
「今から大事な話するから、
しっかりきいてね。」
「はい」
「莉犬くんは、頭を強く打って、
脳の記憶を貯めるとこの一部の部分が壊れちゃたみたいなの。」
「…」
「話を聞いたら、五年ぐらいの記憶が無いみたい。」
五年。
莉犬と俺が出会ったのは五年前。
「そうすか。ありがとうございました。」
「なんかあったらいつでも言うのよ。」
「はい。」
そしてそれからまた一年後。
莉犬と俺はもう24歳になっていた。
莉犬は退院し、また一緒に暮らすことになった。
六年前の記憶がないとはいえ、
記憶はできるそうだ。
そして一年後、俺たちは結婚して、子供もできた。
そして幸せの再スタートを切った
_______________「おーい」
「( ゚д゚)ハッ!」
「なんでさっきからニヤニヤしてんの」
「莉犬ともう少し早く結婚しとけば良かったな」
「思い出すなって//////////」
「莉犬」
「?」
「ちゅーしよ」
「やだ」
「ちゅ」
「///////////」
まだ、1つだけ、知らない事があった。それは__
莉犬がなんで事故に遭ったのか。