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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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奈々『その子を離せ。』


?②「ごめん!この子は俺らのターゲットだから、離すわけにはいかないんだ!」


?③「それに、俺らに向かって命令していいのかな?」



こいつら、さっきから何言ってんの?


あなた達のペースで話を進められたら、こっちが困る。



?②「にゃは、気に食わないって顔してるね。笑」


奈々『あなた達、一体何が言いたいの?』


大介「あ、俺は佐久間大介!さっくんって呼んでほしいな☆」



こんな簡単に自己紹介されていいの?


偽名かもしれないけど。



大介「俺、信頼してない人から命令されるのは、大っ嫌いなんだ。」


奈々『だから?』


大介「俺に命令した君の命は無いってこと!」



佐久間大介はニコニコしながら、私のみぞおちにパンチを入れてきた。


けれど、そんなの通用しない。


こんなのでやられてたら、私はこの場にいないし。


私はパンチを入れてくる寸前で、バク転をして身をかわした。



大介「君のバク転、すごいね!」


?③「ねぇ、俺も混ぜてよ。」



明らかにガタイのいい男。


高身長で、とにかく筋肉がやばい。


あの体つき…相当鍛えてる…。


身長は180cmはあるはず。



大介「お、照も?いいよ〜!」



照と呼ばれた男は、手を合わせて広げた。


すると手と手の間には、電気のようなものがビリビリと動いていた。


ほう…Snow Manが異能を使えるというのは、本当みたい…。


この人は電気、佐久間大介は腕力ってことか。


他の人は?


戦わないのかな?


まぁ、この2人に集中できるから嬉しいんだけど。



大介「じゃ、照。」


岩本「ん、準備できてるよ。」



2人で頷き合うと、一気に距離を縮めてくる。



奈々『はぁ…。女相手に、男2人って…大人げないね?』



私はポケットから、銃を取り出す。


ナイフは、刃に取り付けてあるケースを取らないといけないから、時間の無駄。



大介「君は銃かぁ〜!いいね!」


岩本「バサッ」



照がビリビリと音がする電気を、次々と放ってくる。


この人…手から電気を放てるのか…。


全部避けてると、時間の無駄だな…。


なるべく、手短に終わらせたいな。


私は電気に一発、蹴りを入れた。


この私が履いている靴は、防水・防風などのヴァンパイアハンター用に作られている。


だから、攻撃を蹴っても問題ない。


私が蹴った電気は同じ勢いのまま、照を狙って戻っていく。



岩本「おっと。お前、すごいな。笑」



照は電気を間一髪で避け、ニコッと笑った。


笑った顔、結構可愛い。


これも記録しておこっと…。



大介「君、名前は?」


奈々『教えるわけないでしょ。』



答えると同時に銃を一発、発泡する。


バンッ


しかし、佐久間大介には当たらなかった。


当たり前。佐久間大介には当てようとしていない。


その後ろで捕まっている男の紐。


縛られているから、撃って逃がしてあげようと考えたんだ。


見事に紐は切れた。


私は佐久間大介と照の方へ一気に距離を詰め、蹴りを入れる。



大介「うわっ!」


岩本「おっと。」



流石にこの動きまでは考えてなかったみたい。


やっぱり、Snow Manには脳みそがないな。


私はそのまま捕まっていた男の方へと駆け寄る。



奈々『大丈夫?怪我は?吸われてない?』


?①「あ、えっと…大丈夫…です…。」


奈々『よかった…。ここは危ないから、すぐ逃げな?』


?①「…あ、ありがとうございます…っ!」


奈々『ん。気をつけて。』



そう言って、私は佐久間大介と照のもとへ歩いた。


ガチャッ


奈々『…は?』


?①「俺………Snow Manのメンバーなんだ。だから、君のこと逃さないよ?笑」

9人の吸血鬼☃に溺愛されました!?

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