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確かにＢは迷路と、言った。日本は其れが信じられなく、ただ呆然と突っ立っていた。
Ｂ❪ルールは簡単。１，ゴールを目指す…2，最下位は、…、死んで貰います。…此処で注意点！別の国と出会った場合は、… 殺し合いをしていただきます。まぁ多少のハンデとして強い国は、強い国同士で殺し合って下さい。戦いが出来ない国、または弱い国は…… ❫
Ｂは不適な笑みを浮かべこう言った。
Ｂ❪全力でその場から逃げるか…死んで下さい。❫
その言葉に国々は不安が漂う、そして、強い国さえも多少は不満、または不安だ。
Ｂはこの空気にもお構い無しで次の言葉をすらすらと並べた。
Ｂ❪制限時間は…まぁ…サービスで、…一週間です。❫
1日、迷路はそんなに長いのか…それともこの後のゲームがこれよりも辛いものなのかＢはそこら辺があやふやな説明をした。
だが、日本は其れよりも不安なことが、頭をよぎった。
日本[…、…。]
(水分補給などは出来…るのか…？)
そう…水だ…人間は水分無しで4～5日生きられると言われている。日本達は国、国は水がなくても多少死なない が一週間ともなればその生命力は持たない。
日本[あのぉｯ…？！！？]
日本が質問をしようと思った瞬間、この空間の国々が瞬く間に消えていた、勿論日本もだ。
たくさんの国々が居なくなって画面の中のＢが小さく何かを言った。
Ｂ❪バ～カ！水分補給のタイミング何てあるかよ❫
日本の考えを見透かしていたかのように暴言を吐いたその言葉は空間に響き渡った。
その頃、何処かに飛ばされた日本達は、気絶をしている者、 早速ゴールを見つけに走り出した者に、別れた。
そう…日本達は迷路に飛ばされていた。
日本は気絶をしている一人だった。
日本[……ぁ……はｯｯ！]
日本は思ったより早く目を覚ましたようだ。
日本は行動よりも先に頭で考え始めたようだった。
日本[……ｯ]
(どうしましょうか…ッ？まずは誰よりも早くゴールに着くことが目標ですね。…パラオは何処に行ったんでしょうか…)
そう考えていたら〔ガタッ〕と近くから物音が聞こえた。
日本は恐る恐る音のした方向に向いた。
？？[…、…！]
