「…今日も雫からの通知が大量…」
そういいながら、流すようにスマホをスワイプする…
すると、私の投稿にコメントがついている事に気がつく。
…でも、私は知っている。どうせアンチだろう…。
コメント「面白い!!!めっちゃ好き…!!!」
「…え?」
思わず言葉がこぼれる。まさか、こんな事を言ってくれる人が居るなんて…。
すかさずそのコメントにいいねをし、返信した。
たとえ嘘でもいい…そんな事を言ってくれるなんて…。
…少し希望が見えてきた。もう少し頑張ろう。
「…フォローまでしてくれてる…」
感謝でしかない…。…この人と繋がりたい。そう思ってしまった。
…声をかけてみよう。私は早速声をかけてみた。
その数時間後…やっと返信が来た。
「”仲良くしましょう…”…やった!」
嬉しかった。心の底から喜んだ。…でも…
その人の投稿も私以上に伸びていて…少し複雑な気持ちになった。
…まぁ良いか。そう思った。
そう思わなければ、本当の友達になれない…と思ったからだ。
話を変えるが、学校へ行っているのか…答えたいと思う。
結論から答えると…行っていない。いわば不登校というものだ。
まぁ言わなくてもわかる…。理由は病んでいるからだ…。あまり病んでいる事を公言したくはないのだが…
ここ1ヶ月は行かないでいる…。だから、次行くとどう思われるのか…周りの目が怖くて行けない。
早く行かないと、とは思うが…。
だが、別に学校でいじめを受けているわけではない…ありがたい…。
「…明日から学校へ行ってみようかな」
勇気を出して決断した結果だった。
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