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届きそうで届かない (学パロ)

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届きそうで届かない (学パロ)

10 - お見舞い

♥

508

2024年04月28日

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💙💛

あの日から僕は、滉斗くんと距離を置いた。

本当に付き合っているかは分からないけれど、どちらにせよ 少しの距離を置くくらい…

「はぁ…」

「涼ちゃんため息何回目…?」

「え、そんなにため息ついてた、?」

「めっちゃついてるよ!?」

「なんでだろ、」

「若井くんと会ってないからだよ、、そろそろ会ってあげれば?」

「だって…」

「だってじゃない!!ほら!行きなよ!」

「んわっ!?」

べしっと綾華に押され、教室から出されてしまった…いや、、でも、このチャンスを逃したらもう滉斗くんに会えないかもしれない。

それなら、会いに行った方がいい…よね、


「若井滉斗くん居ますか…」

「…あれ、涼ちゃん?」

「あ、元貴、」

「どーしたのよ」

「滉斗くんに会いに来た、」

「あー、、若井ね、」

「なにかあったの、?」

やだやだやだやだ、滉斗くんに何かあったらどうしよう、、二度と会えなかったりしたら僕…

「涼ちゃんがこの教室に来なくなってから、体調崩してんだよね、」

「うそ、僕のせいじゃん…どうしよう、」

「涼ちゃんのせいではないよ、、あ、今日お見舞い行けば?若井も喜ぶよ!」

「僕が来てなんで喜ぶの…」

「だって涼ちゃんに会えなくて体調崩すくらいなんだから、来たら一瞬で治るっしょ」

「…ほんとかなぁ、」

「ほんとほんと!」

「そこまで言うなら行くけど…滉斗くんのお家ってどこ?」

「あ〜、じゃあ俺も行くだけ行くわ!すぐ帰るから安心して!」

「そんな、帰んなくても…」

「大丈夫!あ、でも迎えに行くから俺が来るまで若井んち居てね?」

「いいよ…僕一人で帰れるし、」

「いやいや!誘拐とかされたら俺ヤダもん!」

「されないよ、、」

「いーから!!はい!放課後ね!!」

「ん〜、、分かった、」

「うっし!!」


「よし、ここだよ」

「ここ…か、」

「んじゃ!またね〜迎えくるからね!」

「うん、また…」

ピンポーン

『はーい!』

「藤澤涼架です、、若井滉斗くんいますか、?」

『あー!滉斗ね!いるわよ〜』


「お邪魔します…」

『ごゆっくり〜』


コンコン

「母さん…いいって…」

「僕だよ、涼架…」

「え、?先輩!?」

「入るね、」

「あ、はい!」

「…あの、滉斗くんが最近体調崩して学校休んでるって元貴から聞いて…」

「…お見舞いに、?」

「そう、」

あー、、ヤバい。超嬉しい。もう体調治ったわ、、かわいい、、久しぶりに見てもかわいい。

「あ、えっとね、ヨーグルト買ってきたの!食べる?」

「食べます!!!」

っしゃ〜!!!先輩からのヨーグルト〜♪

「はい、あーん、」

「あーん」

「…どう?おいしい?」

「うっめぇ…!!久しぶりに味がする〜」

「味!?味しなかったの、?」

「そーなんすよ、、先輩と会えなくて超寂しかったです」

「そんなの…僕のセリフだよ、」

「え」

「滉斗くん、彼女さん居るんでしょ?」

「は?」

「ほら、僕と滉斗くんが会わなくなる前にね、女の子と腕組んでる所見ちゃってさ、」

「あー、、」

クッソー!!!あの子かぁぁぁ!!!女の子に色々言うのは嫌だけど!!あの子のせいで先輩と会えなかったと思うとイラついてきた…

「…付き合ってるんでしょ、?」

「付き合ってないです。マジであっちのアタックが激しいだけなんスよ」

「そう…なんだ、」

安心した…まだチャンスはあるんだ、!

「…そろそろ帰った方がいいんじゃないッスか?6時になりそうだし、、」

「あ、そうだね!じゃあ、また!」

「はい!また!!」



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コメント

4

ユーザー

やっぱりころつ気だ。絶対に。最高すぎるってぇえええ!!!!!!!!!!

ユーザー

やばいです。最高としか言いようがありません

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