なにかが切れた音がした。
「…明るく?笑い飛ばす?w…まぁ、それがいつもの僕だよねw」
「ちょっ…いむく…」
「でもね、”本当の僕”は、違うんだよ?」
『は?なに言ってんだよ…』
「だから、それはあくまでもキャラだから。自分◯して作ってんの。勘違いしないでもらっていい?」
もう、どうなってもいい。今、メンバー全員に聞かれてる。
それでもいい。
みんなに、”本当の僕”を知ってほしい。
「ねぇ、ほとけ…今までずっと我慢してたの…?」
「そーだよ!なんで言ってくれへんかったの?!」
「…ほとけ、ほとけは1人じゃないよ。 」
「「俺達がいるよ!」」
みんな…
「う…うん、そーだね!」
僕は泣きながら答えた。
初めてメンバーの前で本気で笑った。
これからは、自分をもっと大切にしようと思った。
『…っ タッタッタッ』プツッ
「 あれ、帰ったかな」
「まぁよかったじゃん!」
「これからはもっと甘えてよね!」
「うん、そーする」