コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
行きつけの店で1番好きだった嬢を殺せと言われた。稼いでるわりには外にでたがったりと危なっかしいかららしい。俺は、はい、とだけ言って車で店へ向かった。
ドアを開けると、指名せずとも俺を見つけた彼がこちらへ駆け寄ってくる。前の客とのことを思わせる少しぼさついたブロンドの髪と、この世界にいても尚光を失わない瞳。化粧を落としているのか、そばかすが良く見える。ここの人気嬢で俺の大好きな人、ヨンボクはいつ見ても天使のようだった。
スキンシップが好きで、今も俺に引っ付いて離れない。いつもの光景、いつものヨンボク。いつもなら会いたかったと思い切りハグしてやるのに、今日はなんだかできなかった。
俺はヨンボグを顔が見えるくらいまでに引き剥がして、トイレの後に向かうから先に行っててと伝えた。
「ねぇ、なんでゴムするの?」
ベッドに乗り上げて、ベルトを外す。
いつの間にか無いのが当たり前になっていた小さな箱を取り出すと、ヨンボグは不思議そうな顔をして聞いてくる。
「最近、色々と病気流行ってるでしょ?」花粉症とか。俺は適当に会話を流して、ゴムを根元まで伸ばす。
「えー、僕花粉症ないよ?」
「いーの、お前が好きなんだよ。それより早く四つん這って」
命令したと同時に、ヨンボグの腰を撫でる。すると嬉しそうに僕もヒョンジナがすき、なんて言う。俺は突き出された蕾にゆっくりとちんこを突っ込んで中を味わった。熱くて熱くて、統合した所から1つになってしまいそうだ。
ぷっくりと主張したところを下から押し上げると、泣きまじりのえっろい声が聞こえてくる。ああ、すき。俺が依頼を受け持つ奴じゃなければ、教えてあげたかった。でもヨンボグは知らない。今も俺に犯されながら殺されてるなんて。
それから程なくして、ヨンボグは死んだ。いつもは見ない車が外に止まっていたからすぐにわかった。スタッフは皆わかっていたから、今頃ヨンボグの部屋の荷物は何一つないんだろう。
俺は最期まで見届ける勇気がなかったから、果てた後に早急に部屋を飛び出した。ヒョンジン、もういっちゃうの?アイツの言う通り、隙のない完璧な殺し方。でも1回くらい、あの目に睨まれてみたかった。
「おー、やっほー、ヒョンジン。え、セックスしながらの完璧な殺し方?ちょっとキモいし具体的過ぎない?うん。いやごめんって。でもぼくちん知ってるよ。まず自分のちんこに透明で破れないゴムを付けてねー、その上毒のついたゴムを上からつける。そんで挿れる前に上からつけたゴムだけに穴を開けてヤるんだよ。天才だよね。は?僕はキモくないよ。」