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Dr.STONE 夢小説
ある日の夜。
静まり返ったラボで2人、研究をしていた。
「千空、コレ…入れてもいい?」
「あ”?あぁ、それはまだだ、先に硫酸を入れる…そしたら…」
そこには楽しそうに笑う千空の横顔があった。
「千空、目をよく見せて。」
「んぁ?なんでだよ」
「いや…赤い目はあまり見た事がないから、気になって」
「…ま研究後に好きなだけ見せてやるから今は辞めろ…手が滑っちまうだろ?」
「うん、そうだね。ありがとう。」
そして次に入れる材料を取ろうと、千空をはさんで手を伸ばす。
その時、あまりにも距離が近いことに気づいていない翠は、取れずにずっと苦戦していた。
「お前…近ぇよ」
「ん…あ、ごめん。気づかなかった。」
「取ってやるから、言えよな…。」
あまりにも近い距離にいつもクールな千空少し耳を赤らめていた 。
すると質問とともにドアを開け、メンタリスト、ゲンがやってきた。
「あらぁ〜??抜けがけは良くないよぉ?千空ちゃん」
「はぁ?抜けがけなんかしてねぇよ。お前何言ってるんだ?」
先程まで耳を赤らめていた千空はもう居らず、今はいつものクールで淡々とした千空が居た。
耳を赤らめた、事にも気づかず翠は研究を続けた。
「あれぇ〜?翠ちゃん気づいてない感じ?!」
「…??」
「ほら、研究の邪魔だからとっととどっか行けぇ…ゲン。」
「ハイハイ、邪魔はしないでおくね〜?色んな意味で…!」
「最後まで意味不明な事言いやがってェ…」
何も気にしてない、分かっていない翠はそのまま研究を続けた。
そんな翠を見て、千空は笑みを零した。
その瞬間、何か分からない翠は不思議そうにに千空を見つめ、疑問で頭がいっぱいになるのだった。