ハイキューだけだとちょっとアレだったので、名前変えさせていただきました。
唐突にマッシュルとのクロスオーバーを書きたくなってしまったので書きます。
文ストキャラがマッシュルの世界に飛ばされます。
行きます!!!!!!
うーん、ここは何処だろう。私は気がついたら知らないところにいて、隣には寝ている敦くん。何処を見ても木!!!どこの森だろうか。とりあえず敦くんを起こそう。
太宰「敦くーん。おーきーてーよー。」
敦「う、ううん…。…ハッ」
太宰「おはよう、敦くん。」
敦「あ、太宰さん。おはようございます?…ここは?」
太宰「うーん、よくわかんないけど、私も目が覚めたらここにいたんだよね。とりあえず歩いてみようか。」
敦「わかりました。」
しばらく歩いていると、良さそうな川が見えた。
太宰「………✨」
敦「入水はしないでくださいね?」
太宰「うっ…。」
敦くんはエスパーなのだろうか。綺麗な川だったから気持ちよさそうだったのになぁ。
なんてことを考えながら歩き続けると、木々の間隔が徐々に開いてきて、明るくなってきた。
敦「そろそろ森から出れそうですね!」
太宰「そうだね、よかったぁ。」
森を抜けると、長い一本道。
本当に長い。歩くの面倒だから、敦くんに虎になってもらおうかな。なんて考えていたら立ち止まっている私を不審に思ったのか、敦くんが『どうしたんですか?』と聞いてきた。
太宰「いいや、ナンデモナイヨ。」
敦「なんでもなくないですよね?まぁ、とりあえず行きましょう。街に着いたら、お腹も空きましたし、何か食べるものを買いましょう。」
太宰「そうだね!私もお腹すいた。」
私たちは長い一本道を歩き続けて、街?のような看板を見つけた。だがその看板に書かれた文字は、私たちが使う字ではなかった。
敦「太宰さん…これ、どこの文字ですか?明らかに僕たちの世界の文字じゃないですよね!?」
太宰「そうだね、。私にも読めない。そこから推測するに、ここはきっと私たちがいた世界じゃないんだ。」
敦「どういうことですか?」
太宰「ここはきっと、無数に広がる可能性のうちの一つの世界なんだ。まぁ、わかりやすく言えば異世界さ。」
敦「異世界…。じゃあ国木田さんたちは…!?」
太宰「そこまではわからない。とりあえず…ていうか、なんか周りがうるさくないかい?」
敦「? まぁ、確かに?けど人がたくさんいればうるさいのは当然では?」
太宰「…。」
確かに人がたくさんいればうるさいのは当然だが、このうるささは違う。
このざわめきは私たちを囲んでいる。つまり私たちを見てざわざわしているのだ。
敦くんもそれに気がついたようで、不安そうな顔をしている。
太宰「…!敦くん、ここの街な人にはみんな、顔に不思議な線がある。きっとそれのせいだ。」
敦「線…?あ、確かに。」
周囲「線がない…。」「魔法不全者が2人も…!?」「誰か魔法局に知らせろ!!」
魔法局…?つまりこの世界は魔法を使う世界なのか?それに魔法不全者?それを見分けるのか顔にある線なのか?
局長「おいおいおい!なんの騒ぎダァ?」
太/敦「!?」
来てしまったか…。
太宰「敦くん。私は『人間失格』が魔法に通じるのかわからない。だからもしもの時は敦くんが私を守ってね?」
敦「僕が守れると思いますか…?」
太宰「敦くんならいけるさ!」
局長「でぇ?魔法不全者はそこの2人かぁ?よくもこの世の中でその年になるまで生きていられたなぁ。誰に匿ってもらってたんだ?早く吐かなきゃ、拷問になるぞぉ?」
太宰「私たちはその魔法というものが使えない。気がついたらここにいた。これで通じないなら、私たちは自分を守るために貴方と戦わざるを得ない。」
局長「そうかよ。全然わからねぇなぁ!喰らえ!ナルコムパス!!!」
私は無理だと思い、敦くんを前に出す。
太宰「いけ!敦くん!」
敦「えええええ、!?異能力_『月下獣』!!」
敦くんは腕を虎にし、ナルコムパスと呼ばれた魔法の球?みたいなものを地面に叩きつけた。
局長(え?ドラゴンを追い払ったやつ…。ちよっえ?いや…まって今オレドラゴンを追い払ったやつをやったよな?え?そんなバカな…。)
局長「だがこれはどうかな!?ナルコムパスディアゴルス!!」
私は魔法が撃たれる前に、魔法曲局長に手を伸ばす。
太宰「…異能力_『人間失格』」
局長「!? 消えた!?」
敦「太宰さん!!もし異能が使えなかったら蹴り喰らって捕まってましたよ!?何してるんですか!?」
!!?
敦くんがそこまで怒るとは…少し驚いた笑
太宰「ごめんごめん笑 けどこれで、私の異能も使えることがわかっただろう?」
敦「それは…そうですけど…。」
そんなやりとりをしている私たちに、話しかけてきた人がいた。
マッシュ「あの、なんか大変そうなので、シュークリーム食べます?」
太/敦「?」
その時、突風が吹いた。
バサッ…
私たちに話しかけてきた青年の目元まであるフードが風で浮き、顔が全て見えた。
敦「! 太宰さん…!」
太宰「あぁ…どうやら仲間のようだね。」
局長「お前も魔法不全者か!?」
マッシュ「? なんですかそれ?というか僕今ゴブリンシュークリーム食べるのに忙しいんですけど。あ、もしかして食べたいんですか?正直あげたくないけど、まぁ、欲しいなら一つくらい。」
すっごいこの子。1人で会話してる。
局長「要らないわ!ていうかお前たち3人仲間か?3人揃って魔法不全者とか、どうやって生きていたんだ本当に。」
そろそろ逃げたほうがいい気がする。
なんだか嫌な予感。
太宰「敦くん。虎で逃げれないかい?」
敦「僕とこの方だけなら行けますよ。太宰さんに触れられたら使えなくなっちゃうので。」
太宰「あ、そうだったね…。」
?「なかなか曲調が戻らないと聞いて来てみれば…魔法不全者が3人もいると…?」
あーあ、嫌な予感が当たったのかな。
太宰「誰だい?」
?「僕は「猟犬の条野さん!?(敦)」
太宰「ブフォッ…www」
私はつい、吹き出してしまった。
確かに似ているが、少し違う。
カルド「誰ですかそれは!僕は神覚者、カルドです。魔法が使えないという3人はあなた方で間違いないですね?」
私と敦くんは黙って身構える。
いざとなれば戦うしかないが、恐らく強い。
私は戦闘力はあまりないため、こちらに向かってこられたら困る。
その時
レグロ「うちの息子がすみませんでしたぁ!!」
太/敦/カ「!?」
敦「びっくりしたぁ…。それにしても太宰さん。どうします?」
太宰「うーん、とりあえず逃げよう!敦くんよろしく!」
敦「えええ!?だから僕異能使えませんって!」
カルド「貴方たちはなんの話をしているんですか?異能?」
太宰「…話し合いに応じるかい?」
カルド「すみませんが、それはできません。僕は立場上、今すぐにでも君たちを殺さなければならない。」
敦「殺ッ!?」
太宰「うーん、いいチャンスだ!私はここで死のう!」
敦「太宰さん!?本気ですか!?」
太宰「なーんちゃって!冗談だよー笑ちょうどここに来る前にマフィアから銃盗んできてるし、今回は私に任せて。」
敦「じゃあ、頑張ってください。」
カルド「お話は終わりましたか?では行きますよ。」
太宰「… いいよ。」
そう言って、カルドと名乗った男は黒煙を纏った刀を取り出した。
太宰「おーこわいこわい。」
私は銃を構え、相手が動き出す前に、肩と太ももを1発ずつ撃ち込む。
相手は銃を初めて見たのだろうか。状況をあまり理解できていないようだった。
太宰「…そろそろ出て来てもいいんじゃないの?チビ。」
中也「チッ…気づいてやがったのかよ。せっかくお前が久しぶりに持つ銃の腕を見たかったのにな。敦ーお前ら2人だけなのか?」
敦「はい。」
カルド「一体…なんなんですか貴方たちは…!!」
太宰「武装探偵社と…ポートマフィアだよ。」
中也「そろそろ誰か探しに行くぞー。」
敦「あっ待ってください!手当てしないと…。」
太宰「はぁーー、全く、敦くんは優しいなぁもう。いいよ、待ってるから。」
敦「ありがとうございます。」
敦「えっと、カルドさん?傷を見せてください。」
カルド「…大丈夫です。敵に手当てしてもらう筋合いはありません。」
敦「つべこべ言わずに傷口を見せてください!怪我を合わせたのはこちらなんですから!!」
カルド「…それでは、大変不本意ながら、お願いします…。それと、貴方たちには、一度魔法局にきてもらいます。」
敦「! 太宰さん、中也さん、いいですか?」
太宰「えー、面倒くさそう。」
中也「別にいいじゃねぇかよ。なんかあったらぶっ飛ばせばいいだけだろ?」
太宰「まぁ、それもそうだね。」
敦「終わりました。治ったわけじゃないので、激しい動きは控えてくださいね。」
カルド「ありがとうございました。それでは、魔法局に向かいましょう。」
敦「はい。」
流石に長いので切ります!
ここまで3615文字…。
私すごい!
読んでいただきありがとうございました!
この後の展開で、何かリクエストがあればどうぞ!
コメント
3件
分スト×マッシュル見たことなかったので嬉しいです😆 太宰さんいつでも入水しようとして面白いですね! 次のお話も楽しみにしています!