斗環です‼︎初作品です!にゃぽん主人公の暗めのお話です。是非最後まで読んでください!!
⚠️ちょっとアメ日帝が入ってます
START
いつからだったかなぁ、私‥にゃぽんはね、日本の一緒に暮らしてきたの。日本が生まれた時に、たぶんにゃぽんも生まれたからまぁ実質、兄弟みたいな感じだったんだよね。
日本と暮らすのは、とっても楽しかったよ。大変だった事も沢山あったけど。
月日が、あっという間に過ぎて行った。そう、あっという間だった。
突然ね、日本の顔にヒビが入ったの。
「に、日本‼︎‼︎その顔の傷どうしたの?」
「うーん、、分かんない。」
「‥‥そっか。」
なんとなく、もう日本は限界なんじゃないかなって思うようになった。長く生きたから、分かる。にゃぽんと日本だけ、歳をとっていないし、傷を負ってもすぐ治る。そんな生き物は見たことがなかった。
だからもう、限界なんだろうなぁ。
それからしばらくして、日本は消えてしまった。
悲しくて、辛くて、泣き過ぎてもう涙も出なくなってしまった。
生まれた時から日本といたから、日本がいない生活なんて想像もしなかった。
もう何もする気が起きなくて、ただ息をするだけの生活をしていた。
そんなある日、
「おーい、皆んな来てくれて‼︎」
「‥?」
鉛のように重い体を起こして、見に行った所にいたのは‥
日本にそっくりな子供だった。
「も、森に落ちてたんだ。誰の子だ?」
その子は、男の腕の中で細かく震えていた。それが可愛くて、かわいくて。さっきまでの暗い気持ちが晴れていくのが分かった。
「どうするんだ?この子。」
「にゃぽんが面倒をみるよ。」
気づいたら言っていた。でも、その子と暮らすのはとても楽しかった。久しぶりに息ができた気がした。また、日本が帰ってきたと思った。
でも、一つ不思議なことがあった。その子はにゃぽんと同じで、歳を取らないし、傷もすぐ治った。
「ねぇ‥君、誰?」
なんとなく、聞いてみた。どうしてなの?もしかして、日本なの?そんな疑問がどうしてもあった。
「うーん、分かんない。けど、倭って呼ばれるよ。」
「‥‥そっか。」
違和感はあったけど、別に良いか、と思った。ただ一緒にいるだけで幸せだったから。
でもいつかは終わりが来るみたい。また、壊れて消えてしまった。
ねえ、にゃぽん何かしたかな?こんな辛い思いしないといけないほど悪いことした?
「‥神様は、不平等だね‥‥。」
でも、また日本に、倭にそっくりな子がきた。
もう、辛い思いはしたくないから、関わらないようにしようとした。
でも、‥でもダメだね。どうしても関わらないなんて無理だった。
そんなこと何度も、何度も繰り返した。
気が狂うほど泣き叫んで、新しい「日本」出会うとまた笑って。
‥‥‥‥‥
私は何のために生まれてきたんだろう。
何のために‥‥‥‥?
「‥‥」
「なぁ、お前大丈夫か?」
「え?」
「いや、先程から上の空だ」
「ここは、戦場だ。気が抜けている奴は連れて行けん。」
「すみません、考え事をしていました。」
「まぁ良い。そろそろ出陣だ。」
「はい。」
「日帝様。」
そうだよ、今は目の前のことに集中しないと。今の「日本」、日帝様はアメリカという国と戦っている。別に、アメリカの国に怨みはないけど日帝様の役に立てるならいいか、と思ってる。
それに、日帝様はよく大怪我をするから私が守らないとね。
「行くぞ。」
「はい‼︎」
日帝様は、強いけど仲間思いな所があるから、いつも最前線に立ってみんなの身代わりになってる。
本当はやめてほしいけど、コレがあの人なりの優しさなのかなって思うとなんだか言えない。
戦場は、右にも左にも敵と味方がいる。怖いのは、味方を殺さないようにしないといけない事。
だから、見誤っても混乱してもダメなんだ。
そんな中、正確に冷静に動ける日帝様はすごい‼︎
でも、ある時だけ我を忘れ激昂することがある。それは‥
「おやぁ?」
「そのlovelyなお顔は‥」
殺し合いをしている場には合わない、いやに愉快な声が響いた。
「‥チッ、鬼畜米帝が!!!」
「日帝Chan‥♡」
今回は、ここまでで終わりです‼︎
いやぁ、思ってたより長くなりました。一話目だから、色々盛り込みたくて‥。
読みにくかったらすみません。初心者なので、アドバイス頂けるとすごい嬉しいです‼︎
表紙は、只今描き途中です。描きしだい変えます!
次も見てください‼︎
最後まで読んでくれてありがとうございます。気軽にコメント下さい!
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