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目が見えない割に変換とか絵文字とかすごくちゃんとしている。見えていても打ち間違いはあるのに、見えていない子が打ち間違えないのはすごく努力したからだろう。
私は突然の出来事に驚きが隠せなかった。文章がしっかりしているせいか相手の目が見えないのを忘れて、無意識に❤のリアクションだけつけた。
明日ちゃんと話そう。そう決めた。
次の日
何故かいつもより早く学校についた。
いつもより一段と静かな教室に足を踏み入れる。
そこには音楽を聴いているさぁーちゃんがいた。
人の視線を感じたのかさぁーちゃんは
「誰かいるの? 」
と言った。
言葉が思いつかなくて悩んでいた私にさぁーちゃんから声を掛けてきてくれてこっちとしては好都合だ。
でもさぁーちゃんは怖いだろうな。誰がいるかも分からないなんて、
「私だよ!せぐちここな! 」
「ここちゃん?!なんだ〜びっくりしたぁ、😊」
「ここちゃんあのね今日お話があるから放課後遊ぼ?」
「ん?いーよ(^^ゞ」
「じゃあ決まり!また話そうね!」
その言葉を境にクラスの子がザワザワと入って来た。
鳴り止まないおはようの挨拶。さぁーちゃんはこれをどう思ってるんだろう?
ちょい飛ばして放課後
🔔 ̖́-︎ピーンポーン
私がさぁーちゃん家のインターホンを鳴らす。
優しそうなお母さんが出てきた。
「どうぞ!上がって上がって😊」
「あ、おじゃま、します。」
「ここちゃん?来てくれたの? 」
廊下にある手すりをつかいながら私の元へやって来る。
その姿はとても危なっかしい。
私はさぁーちゃんと2人で話すのかと思っていたが違うみたい。お母さんも入った。お話みたいだ。
「ここなちゃん?桜春から沢山話を聞いてるよ。」
「え?」
私はなんのことか分からなかった。
「心菜ちゃん。あの時桜春に声をかけてくれてありがとね。 」
「桜春ね、すごく嬉しくて救われたって😊」
「私が救った?」
「そうよ?〝貴方は桜春のヒーローなのよ!〟」
「こんなに身近にヒーローがいるなんて恵まれてるわね!」
なんでか分からないがすごく恥ずかしい。
でも嬉しい。
私はさぁーちゃんのヒーローなんだ!
この後はさぁーちゃんと雑談して気づいたら門限の6時をすぎていた。
怒られるぅ、と思いながら玄関に手を掛けるとお母さんが誰かと嬉しそうに電話している声が聞こえた。
「た、ただいまぁ、」
「おかえり〜😊心菜、桜春ちゃんのヒーローになったんだって〜??もうお母さん嬉しいわ!(*´³`*) ㄘゅ💕」
「あ、(´▽`*)アハハ」
やばい!嬉しい!
こうして私は自称ヒーローからさぁーちゃんのヒーローになった!
今日はここで終わり!
なんと心菜は桜春のヒーローに昇格したようです笑
明日はあげれるかわからんけどまぁ頑張りますぅ!
見てくれてありがちょ!🫶🏻