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ぷかぷか泡が立つ。珊瑚礁が鮮やかで、海藻が揺れてる。
『気持ちいい…』
心底そう思いながら、海に沈んだ石の上に座りながら眺める。
そうこれは、少ししかない僕の休憩時間。
僕の父はエルフで母は人魚。だから僕は、エルフと人魚のハーフ。とは言ってもエルフなのは耳だけ。
あとは人魚。だから基本的には母と、2人で暮らしている。父はどうしたって?僕が生まれる前に亡くなったんだって。
だから僕の家族は母1人。でも僕は母が苦手だ。だって、母は、すごく厳しいんだ。ご飯なんて2日に一回、ふやけた海藻。でもたまに,ふやけた回想とセットで、パンがついてくる。
僕にとってはご馳走。
もちろん休憩時間以外は、勉強だよ。
でも、せっかく産んでくれたんだからそれくらいは努力しないと。
僕なんかでも自信を持てるくらい勉強は得意な方だと思う。
母に見つかると,殴られたり、ガラスの破片で叩かれたりするから母にはバレないようにしてるんだけど僕はピアノが趣味。うみで散歩してる時に見つけた。結構弾けるようになったと思うよ。
母『リエン!!どこにいるの!!あーもうむしゃくしゃするー!!殴らせろ!jid_m@mpt’@.p’』
あ、母が怒ってる。
こ、ころされちゃうのかな。
横に鏡がある、、
少し見ると、不細工で歪んだ自分の顔。。
あ、行かないとほんとにころされちゃう。。
『お,お母さん…』
『あ”ぁもうこんなところにいたなんて本当に醜い醜い醜いあ”あ”あぁぁ』
やっぱり僕って醜いんだな……悲しくなって泣きそうな顔を我慢していると
母の手にはいつもより尖って太そうなもの…
あんなのにな、殴られたら一発でし、しんじゃう………?!
僕はいつもならおとなしく殴られるのに今回ばかりは怖くなって,逃げてしまった。
しまった!と思い母の方を見ると、母の顔は,酷く怒りに歪んでいて、とても戻れそうではなかった。
母がこちらに向かって、物を振り回しながら泳いできた,
僕は母の尋常じゃなく歪んだ顔に酷くパニックを起こし、全速で陸に向かって泳いだ。
(リエンは、エルフと人魚のハーフなので,陸に上がると、エルフ(人)の姿になります。(母は、なれません)でも、陸で水をかけらたり、風呂など水に入ると人魚になります。)
気づくと、陸の近くにいた後ろを振り返ると母の姿はいない。
このまま陸に上がろうと思った。
陸に上がるのは,今回が初めてだ。
だって陸に上がろう動作を示せば間違えなく殴られるし、閉じ込められる。
陸に上がると、黄白色のざらざらした何か(砂)がたくさんある。下半身を見ると人?の足になっていた。
しばらくそのジャリジャリしたものを見ていると、向こうから随分体格のいい人?が来た。
モブ『うわぁ〜マジかわいいじゃんこの女10歳くらい?これは、売れるわWWW』
モブ2『えw超タイプw犯したいけど汚したくないわw逆に』
モブ『肌も髪も白っ目も紫』
モブ2『てかなんで裸?WW』
モブ『てか喋れよ!』
『…っ…あっあ…え、えっとあのその女せ、性じゃないし,15歳で、です…泣…』
モブ『/////っはぁっ声可愛すぎw』
モブ2『確かに//でもそろそろ何かうらねぇと俺ら餓死するぞ?』
急に視界が真っ暗になった。やっぱり僕本で読んだ”幸せ”にはなれない。
ピアノが弾けて,パンが食べれるそれが最高のしあわせ…無理かな…。
目が覚めると鉄の棒に囲まれていた。(オリ)
モブ3『さぁ!!!!今回は最高品ですよ!!
妖精,いや天使並み以上の美貌を持つエルフの少女!!ぁゔっうん、少年!!!!!1億からのスタートでぇぇすぅ!!!!!!』
みんな手を上げて行ってる…どういうことだろう。というか、ここはどこだろう…。