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坂田銀時が万事屋に戻ってきて早2年。かぶき町は昔と変わらず賑わっていた。
だが1つ、変わったことがある。それは、万事屋に高杉晋助らしき少年がいるという噂だ。だがあの日、虚との最終決戦の日。高杉晋助という男はこの世をたったはずだ。だから、真選組もその噂は信じていなかった。
だがある日、真選組副長の土方十四郎が万事屋に行った時、信じられぬ光景が目にうつった
「た、高杉晋助…!?」
そう、そこに居たのは噂になっていた高杉晋助にそっくりな少年なのである。土方は驚きを隠せずに、その場に立ち尽くす事しかできなかった。
ジィーーーーーーーーーー(見
高杉が土方を見つめる。
「ぎん、きゃくさん」
「ッ、」
高杉らしき子供が銀時を呼ぶので、土方は逃げる様に帰ろうとした。だがその前に銀時は来てしまった。
「まて、税金泥棒」
ガシッ(腕掴
銀時はそう言い土方の腕を強く掴む。
「なんだッ、テメェ」
「それはこっちの台詞だっつーの!」
「勝手に人ん家入って逃走ですかコノヤロー」
「税金泥棒じゃなくてただの泥棒じゃねーか」
「お巡りさァァァァん!!」
「俺がそのお巡りさんだッ!」
ジィーーーーーーーーーーーー(見
「ん?何だガキ」
「おまわりさん、そういちろうくんじゃない」
「あ?総一郎、?」
「そんな奴いねェよ、総悟な総悟」
グスッ(泣
「ぎん、こわぁい」
ギュッ(抱
「あー、晋ちゃん泣かないでぇ〜なっ?」
「あぅ、」
「おいおい、土方くんさー」
「なに家の可愛い晋ちゃん泣かせてんのォ?」
「あぁん、?」
銀時が土方に威嚇してきた。
「しょうがねぇだろ、ガキの扱いは慣れてねェんだ」
「あ?そんなこと関係ねぇよ」
「家の晋ちゃんに土下座して謝れコノヤロー」
「あぁ?何でンなガキに謝んなきゃなんねぇんだよ!」
「そんなん家の家宝だからに決まってんだろ!」
「警察の癖にバかなんですかコノヤロー!」
そんなことを言い合っている二人の後ろに一人の少女が現れた。
「二人とも馬鹿アル!!」
「私の可愛い晋ちゃんが泣いてるネ!!」
少女はそう言い、少年を抱えると、銀時と土方の頭を素手で殴った。